故人を3Dチャットボットの形で再現する人工知能(AI)アバターアプリが公開され、世論の非難を浴びている状況だ。

『Forbes・JAPAN』などによると、カナダ出身の俳優でAIスタートアップ『2wai』の共同創設者であるケイラム・ワージー氏が、開発中のAIアバターアプリの広告映像をSNSで公開したと伝えられている。映像は、ある妊婦が亡くなった母親をAIアバターとして再現し、会話するシーンから始まる。
その後、時が経って女性が出産した後、赤ん坊を抱きながら再びAIの母親と話す場面に移る。子供が成長し大人になった後も、スマートフォン内の「AIおばあちゃん」と会話を続ける様子が描かれている。
この映像は公開直後、失った家族との再会を可能にする点で一部から肯定的な評価を得たものの、全体的な世論は批判的な方向に傾いている。一部は「完全なディストピア」として技術の非人間性に拒否反応を示した。他の人々は「喪失感さえも金儲けの道具にする」と指摘した。

一方で、『2wai』は現在無料でベータサービスを提供しているが、今後はサブスクリプションモデルへの移行を計画している状況だ。これに対し、ネットユーザーは「金を払うか、亡き親との会話を断つか、どちらかを選べというのか。非情すぎる」と不快感を露わにした。















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