
グループPENTAGONのメンバーで、ソロシンガーソングライターのキノ(KINO)が10月のカムバックに先立ち、サプライズ先行公開曲を発表する。
キノは、26日午後6時に公式YouTubeチャンネルなどを通じて、2枚目のEP『EVERYBODY’S GUILTY, BUT NO ONE’S TO BLAME』の先行公開曲「CSC(Club Sex Cigarettes)」のミュージックビデオを公開し、本格的なカムバックカウントダウンを開始する。
挑発的なタイトルが目を引く「CSC」は、鋭い社会批判のメッセージと強烈なエネルギー、そしてキノ特有のボイスが絶妙に融合したエレクトロニックロック曲だ。単なる刺激的な言葉の羅列ではなく、抑圧された社会で人々が本能的に求める自由と解放を比喩的に表現している。
キノはこの曲を通じて、固定観念や権威主義的な視点に挑戦し、「偽りの仮面を脱ぎ、本能に従うことは本当に間違いなのか」という問いを投げかける。アイドルでありシンガーソングライターでもある彼のこの大胆なメッセージは、リスナーの心に直接響き、曲全体に刺激的な余韻を残すだろう。
ミュージックビデオは、会社生活に疲れ、自由を求めるサラリーマンたちの「オフィスデトックス」を独創的に視覚化している。退職願の提出、会議の欠席、上司に唾を吐くなど、現実では難しい行動が映像全体に散りばめられ、抑圧された自我の解放の瞬間を新鮮な映像美で表現する。ビデオで熱演を見せるキノは、現実の疲労をユーモアたっぷりにねじ曲げ、視聴者に痛快な代理満足感を与えるだろう。
この新曲について、キノは社会生活でタブー視される過激で刺激的な要素を用い、怒りとその解消という感情表現のプロセスを描いたと制作意図を説明した。
先行公開曲のリリース後、キノは10月5日にカムバック前プロモーションの一環として、ソウル梨泰院のボレロソウルでレイブクラブパーティー「WURK」を開催する。「CSC」の「オフィスデトックス」コンセプトを発展させたこのパーティーでは、テクノシーンの一流DJたちの出演に加え、キノの新アルバム収録曲の一部が初披露されるとみられ、注目を集めている。
一方、キノは10月13日に2枚目のEPを正式リリースし、約1年5ヶ月ぶりの新アルバム活動を開始する。今回のカムバックのコンセプトを「キノ2.0」と名付けた彼は、アーティストとしてのアイデンティティを全面的に刷新する。既存のイメージを脱却し、大胆な物語と率直な自己表現を盛り込んだ今回のアルバムは、ソロアーティストとしてのキノの成長と音楽的幅の広がりを示すものであり、早くも世界中のファンから特別な注目を集めている。
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