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選手村のウェルカムギフトパックの中身とは…性健康啓発キャンペーンの主役「コンドーム」の重要な役割

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引用:ニュース1

多くの大会視聴者も気になっているオリンピックの選手村で配布されると噂の避妊具、その他にも出場する選手たちには多くの特典が配布されている。

パリオリンピックには全世界から10,500人の選手が参加する予定だ。出場選手たちが大会期間中、競技以外の大半の時間を過ごすことになる選手村では、ウェルカムギフトパックが提供されている。

セーリング女子ILCA6級のカナダ代表サラ・ダグラス選手(30歳)は自身の「TikTok」アカウントに開封する様子を動画で投稿し、どのようなギフトが入っているのか公開した。

ダグラス選手が投稿した動画を見てみると、ギフトパックは水筒やスマートフォン、パリの観光ガイド、洗面用具などで構成されており、噂のコンドームも含まれていた。

引用:TikTok@sarahmdouglas
引用:TikTok@sarahmdouglas

最も羨望の的となっているのは、Samsungが提供する2024パリオリンピック・パラリンピック関係者限定モデルの最新スマートフォン「Galaxy Z Flip6 Olympic Edition」だ。

そして、スマートフォンと同じくらい注目を集めているのが噂のコンドームである。コンドームには公式マスコット「フリージュ」とともに「フェアに安全にプレーしよう。同意を忘れずに」、「愛のフィールドでフェアなプレーを。まずは同意」、「金メダリストじゃなくても使っていいんだよ」といったユニークな文言が書かれている。

大会組織委員会は「大会期間中、男性用コンドーム20万個以上、女性用コンドーム2万個、デンタルダム1万個を用意する」とし、さらに、こうした性健康啓発キャンペーンに加えて、「選手のために会場内に性健康検査センターを多数設置する」と発表した。

これらの取組みは「喜び」と「同意」を支持する包括的な性の健康キャンペーンの一環として、HIVやエイズ撲滅の啓蒙、その他の性感染症を防ぐために行われる。

「CNN」によると、エイズ撲滅への意識を高めるため、1988年に開催された夏季ソウル大会で初めて選手にコンドームが配布され、注目を集めた。それ以来、「IOC(国際オリンピック委員会)」は、すべての開催都市、大会組織委員会にコンドームの配布を奨励してきた。

2016年の夏季リオ大会では大会史上最多となる45万個のコンドームが配布され、これは選手1人当たり42個に相当した。2022年の冬季北京大会でも、新型コロナウィルス感染症によるソーシャルディスタンスの確保が定められていたにもかかわらず、この伝統は継承された。2021年の夏季東京大会(*名称上は2020年)では、当初合計15万個のコンドームが配布される予定だったが、コロナ禍での開催となったため、従来とは別の形で帰国時に選手団を通じて配布することになった。当時、組織委員会は「アスリートは発信力があり、母国に持ち帰って啓発してもらうことが重要だが、趣旨や目的をしっかりと伝える必要がある」と配布の意義が説明された。

パリオリンピックのコンドームは大会運営同様、エコを意識し100%生分解性素材で製造され、包装もリサイクル可能な素材が使用されている。

実際の選手村の使用状況について、有名アスリートたちが過去に語ったことがある。

女子サッカーアメリカ代表チームのゴールキーパー出身のホープ・ソロは、2012年にスポーツ専門雑誌「ESPN The Magazine」とのインタビューで「(オリンピックでは)尋常ではない数の性行為が行われている。建物の中だけでなく、屋外の芝生でも選手たちのみだらな行為を目撃した」と語ったことがある。

過去4回オリンピックに出場し、6個の金メダルを含む合計12個のメダルを獲得しているアメリカの競泳選手ライアン・ロクテは「選手の70~75%が選手村でそういう行為をする」と主張した。また、「アテネオリンピックの時にルームメイトがバルコニーでしているのが見つかり、問題になったことがある」と話した。

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editor@kangnamtimes.com

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