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キャリアを断絶した59歳男性が再就職に挑戦!彼が語る高齢求職者の価値

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引用=記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/Bing Image Creator

60歳を迎える年齢のキャリアが断絶した男性が再就職に成功した理由が注目を集めている。

最近、韓国のあるオンラインコミュニティに「今日、中小企業の面接に59歳の方が来られた」というタイトルの投稿が掲載された。

地方の従業員20名規模の中小企業に勤める投稿者Aさんは、「資材管理担当のキャリア採用を募集していたところ、59歳の方が応募した」とエピソードを紹介した。彼は「この方は、名前を聞けば誰でもわかるアメリカの名門大学卒で博士号を持ち、29年間大企業で務めた役員出身」と述べ、「英語、中国語、日本語の3か国語が話せ、国務総理賞受賞の経歴もある」と、平凡でない求職者のスペックを紹介した。

好奇心を抱いた社長が面接を行うことにした。本来面接費がない会社だが、特別に10万ウォン(約1万1千円)の面接費も用意した。

面接で志望動機を尋ねると、Bさん(59歳)は「妻の体調が悪くないと躊躇せず大企業の役員職を辞めて田舎に引っ越した」と地方に定住するようになった背景を明かし、「今は妻の健康が良くなったが、ソウルよりここに住むのが心地よく感じるようになった」と語った。

続けて「ここで農業をするのは肉体的に大変で、じっとしていたらまだ働きたいという気持ちが強くなった」と述べ、「そう思っていた最中、家から10分距離に求人を出している会社があり、応募した」と説明した。

若い人たちと交流することが好きな自称「非コンデ(権威的な年長者を称する韓国の隠語)」と話した彼は、「契約社員でも構わないので働かせてもらい、能力がなければ首にしても良い」と意欲を見せた。

即座に採用を決めた社長が年収は多くは渡せないと言うと、Bさんは「税前で月300万ウォン(約33万円)に合わせてくれればそれでいい」と潔く答えた。

Aさんは「面接にビシッとしたスーツ姿でジェネシスに乗って来られたが、話し方や外見が本当に大企業の役員そのものだった」と、その存在感に感嘆した。

高スペックのキャリア断絶男性の価値について、ネットユーザーの評価は分かれた。

「仕事をしなくても顧問としてでも採用すべきだ」、「あの程度の人材は実力で使うものではない。お金を払ってその人の人脈を買うことだ」、「年収を2倍にして迎え入れるべきだ」、「何か問題が起きた時に経験や人脈で解決する力はものすごいだろう」という反応があった。一方で、「59歳では価値がない」、「大企業を辞めた瞬間に人脈は切れてしまう」、「現職を退いてしまうと人脈は2〜3年くらいしか持たない」という意見もあった。

ウィキツリー
editor@kangnamtimes.com

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