友人たちの歓心を買うため、顔に炎の形のタトゥーを入れた10代の少年が2年後に後悔を告白

友人たちの歓心買うため、顔にタトゥーを入れた10代の少年は自身の過ちに後悔の涙を流した。

25日（現地時間）台湾メディア「TEEPR亮新聞」がタイのブリーラム県出身で16歳の少年のエピソードを伝えた。

6月にSNSに投稿した動画が拡散された「少年の顔」は人々に大きな衝撃を与えた。

少年の顔にはまるでペンで落書きしたかのような黒い線画が眉毛の上や口の周りに描かれているが、これがすべてタトゥーだというのだ。

2年前、少年は友人たちにタトゥーを入れることをすすめられ、歓心を買いたかった彼は、顔の様々な位置に炎の形のタトゥーを入れた。

しかし、その後タトゥーによって少年の日常生活には支障が出始めた。

「顔にタトゥーを入れてから、どこに行っても変な目で見られた」とし、タトゥーのせいでアルバイトにも採用されないと少年は嘆いた。

さらに「顔のタトゥーのせいで彼女も1度もできなかった」とし、「見た目だけで不良だと思われてしまう」と悩みをこぼした。

少年の動画はタイのオンラインコミュニティで大きな話題をさらった。

そして、幸いにも、バンコクの有名な美容クリニックがタトゥー除去の施術を無料で行うと申し出てくれた。

ただし、そのクリニックでタトゥーを除去するには8ヶ月程度は待たなければならないという。

少年は「顔がきれいになるなら、8ヶ月ぐらい耐えられる」とし、「タトゥーを除去したら一生懸命勉強をしながら、アルバイトもまた探してみる」と今後の決意を語った。