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「1人の人間として扱ってくれた」線路に飛び降りた女性が命を救った運転士と結婚

太恵須三郷 アクセス  

引用:BBC
引用:BBC

イギリスで極度の鬱状態から列車の線路に飛び降り救助された女性が自身を救った運転士と結婚し話題を呼んでいる。

「BBC」によると、看護師の女性は2019年夏、夜勤を前にメンタルヘルスが急激に悪化し、列車の線路に飛び降りたという。

10代の頃から「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に苦しんでいた彼女は、当時、極度の鬱状態にあった。

危機一髪のところで運転士の男性が緊急制御で列車を停止した。

運転士は降車して女性に近づき「今日は気分が優れない一日を過ごしているのではないか」と尋ねた。

約30分間にわたり会話を交わした後、彼女は次の駅で警察に保護された。

翌日、彼女はSNSで運転士の男性に呼びかけるような投稿をし、実際に彼を見つけだした。

「(列車の運行中にもかかわらず)時間を割いて、私を1人の人間として扱ってくれたことに感謝の言葉を伝えたかった」と語った。

彼の同僚が連絡先を教えてくれ、二人はメッセージのやり取りを始めた。

2ヶ月後、カフェで実際に初めて会った2人は恋愛関係に発展し、2022年に結婚した。

夫は「20年間働いてきて初めて命の危機に瀕した人と会話した経験だった」とし、「誰かの人生に変化をもたらせたことを嬉しく思う」と語った。

夫婦の縁はそれだけではなかった。

普段から腰痛を訴えていた夫は、妻の粘り強い勧めで病院を訪れたところ、精巣ガンの早期診断を受け治療を開始した。

夫は「妻がいなければ決して病院には行かなかっただろう」とし、「彼女もまた私の命の恩人だ」と明かした。

現在、3人の子供を持つ母となった女性は、メンタルヘルスに対する認識向上活動を続けている。

彼女は「苦しんでいる人にまた1度大丈夫かと尋ねるだけでも、その心を開くことができる」とし、「大げさなアドバイスではなく、ただそばにいるだけでも人生が変わることがある」と強調した。

太恵須三郷
CP-2023-0094@fastviewkorea.com

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