メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「父親殺し」の容疑で17時間拷問された男性、虚偽自白を強要され衝撃的な結末

平野大地 アクセス  

父親を殺害したという濡れ衣を着せられ、17時間の尋問を受け続けた男性

警察から父親を殺害したという濡れ衣を着せられ、17時間に及ぶ厳しい取り調べの末、虚偽自白をした男性の衝撃的な事件が注目を集めている。

最近、海外のオンラインコミュニティで、去る5月にアメリカ全土を震撼させたある事件が再び脚光を浴びているということが伝えられた。

インディペンデント紙やテレグラフ紙など海外メディアの報道によると、カリフォルニア州ロサンゼルスから約80.5km離れたフォンタナ市在住のトーマス・ペレス・ジュニアさんは、17時間にわたる尋問と愛犬を殺害するという脅迫を受け、父親殺害の虚偽自白を強要してきた警察署に対して行った訴訟で勝訴したという。

裁判所は、警察官の取り調べを「心理的拷問」であると認定し、警察はペレスさんに対し89万8,000ドル(約1億4,000万円)の損害賠償金を支払うことを命じた。

当事件は、2018年8月7日に始まった。同日午後10時頃、ペレスさんの父親トーマス・ペレス・シニアさん(71)は郵便物を受け取るため、愛犬と共に外出した。しかし、しばらくして愛犬だけが帰宅したのだ。翌日になっても父親が戻ってこなかったため、ペレスさんは警察に行方不明者届を提出した。ところが、警察は突如ペレスさんを、有力容疑者として指名したのだ。父親の失踪に対するペレスさんの「無関心な態度」が理由であると説明した。さらに、刑事らはペレスさんに対し「家の中から血痕を発見した。また、警察犬が遺体の臭いを嗅ぎ当てた」と主張し、圧力をかけた。

しかし、ペレスさんの弁護士によると、血痕が発見されたとする部屋の写真は偽造されたものであったという。ペレスさんは「誰も殺していない」と無実を訴えたが、刑事らは「人間という生き物は時折、問題になってしまうような記憶を忘れようとするものだ」と述べ、彼の主張を信じなかった。また、刑事らはペレスさんから自白を引き出すため、愛犬を安楽死させると脅迫し、別れの挨拶をさせるために愛犬を尋問室に連れてきたという。それだけでなく、うつ病やストレス、喘息、高血圧などの治療薬の服用も禁じたことが明らかにされた。

17時間にも及ぶ厳しい尋問の末「虚偽自白」

いくら無実を訴えても信じてもらえず、さらに追い詰められたペレスさんは、自身の髪の毛を引っこ抜いたり、自身の体を叩いたり、シャツを引き裂くなどして苦悩を表現した。

尋問の最中、ペレスさんは睡眠不足、精神的苦痛、抗うつ剤の離脱症状に苦しんだという。数時間後、刑事らは父親の遺体に刺し傷があるとの虚偽情報をわざと漏らしては、10時間を超える厳しい尋問を続けた。その結果、ペレスさんのメンタルは崩壊してしまった。彼は「父親を何度も刃物で刺して殺害した」と虚偽自白をし、その衝撃により尋問室で自殺を図ったという。

しかし、刑事らの主張とは裏腹に、ペレスさんの父親は生きていた。尋問開始から約17時間後、ペレスさんの姉が警察署に電話をかけ、父親の帰宅を知らせたのだ。

父親は、エルモンテにある恋人の家を訪れるため、ロサンゼルス国際空港から飛行機に搭乗していたことが判明した。しかし警察は、ペレスさんに対し父親の生存事実を知らせなかったという。ペレスさんは父親と愛犬の死を信じ込まされたまま、3日間精神病院に隔離されたりもした。このような尋問過程を記録した映像がオンラインで拡散し、多くの人々が衝撃を受けた。17時間にわたる尋問で理性を失い、泣きながら自傷行為を図るペレスさんの様子に、人々は遺憾の意を表したという。

平野大地
CP-2023-0235@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「海外旅行に行きます」SNS投稿を見て空き巣に入った40代男…玄関のドアはどうやって?
  • “人間バービー”を目指した整形中毒の女性…衝撃のビジュアル
  • 「人間、ここまで退化するのか…」背中は曲がり首は前へ...座りすぎとスマホ依存が生んだ“25年後の人類の体型”とは
  • 「給料が少ない月は触らせない」40万円未満なら“しない”妻の衝撃告白
  • 【悪魔の宣伝】猫を殺してInstagramに投稿…26歳ラッパーが語った“衝撃の動機”
  • 「生き延びるために顔に刺青?」12歳少女が挑む“痛みの風習”の真実

こんな記事も読まれています

  • 「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
  • 三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
  • スバル、電動化の波の中でも“走る歓び”を守る…感性と技術で再構築する次世代パフォーマンス
  • 「走る芸術」職人の手が生んだ25台、ロールスロイス100年の魂を受け継ぐ
  • 「人間、ここまで退化するのか…」背中は曲がり首は前へ…座りすぎとスマホ依存が生んだ“25年後の人類の体型”とは
  • 「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
  • 【衝撃】東京→NY「たった60分」!? 1億円で宇宙を抜ける“地球横断旅行”が始まる
  • 三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か

こんな記事も読まれています

  • 「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
  • 三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
  • スバル、電動化の波の中でも“走る歓び”を守る…感性と技術で再構築する次世代パフォーマンス
  • 「走る芸術」職人の手が生んだ25台、ロールスロイス100年の魂を受け継ぐ
  • 「人間、ここまで退化するのか…」背中は曲がり首は前へ…座りすぎとスマホ依存が生んだ“25年後の人類の体型”とは
  • 「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
  • 【衝撃】東京→NY「たった60分」!? 1億円で宇宙を抜ける“地球横断旅行”が始まる
  • 三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か

おすすめニュース

  • 1
    「トランプを訴えてやる!」FBI本部移転を潰されたメリーランド州、“怒りの提訴”へ

    ニュース 

  • 2
    「停戦1年で全面衝突の危機!」イスラエルがレバノン南部を空爆、UN「最悪のシナリオ」を警告

    ニュース 

  • 3
    【防衛負担拡大】米国防高官候補「韓国と日本は北朝鮮抑止でより大きな役割を」

    ニュース 

  • 4
    「増え続ける死者に国が動いた!」秋田で自衛隊が“クマ対策”に参戦、過去最多6,063頭捕獲の衝撃

    ニュース 

  • 5
    「屈服すれば終わりだ!」地方選圧勝の民主党、政府閉鎖で”徹底抗戦モード”へ

    ニュース 

話題

  • 1
    「ドンバス西の玄関口が陥落寸前!」ロシア軍“8倍兵力”で総攻勢、ウクライナ防衛線が崩壊の危機

    ニュース 

  • 2
    「テスラ株をしっかり持っていろ」株主総会で“150兆円報酬案”可決、マスク氏が高笑い

    ニュース 

  • 3
    「無給で管制官やってられない!」シャットダウン長期化で全米40空港、“運航10%削減”へ

    ニュース 

  • 4
    【欧州再軍備】EU、1兆円超の防衛基金をウクライナに開放…“ロシアへの牽制”鮮明に

    ニュース 

  • 5
    「ついに本社まで」...追い込まれた日産、本社ビルを970億円で台湾資本に売却!

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]