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日本人野手がMLBで活躍する礎を築いたイチローが米野球殿堂候補に選出、満票での殿堂入りなるか

川田翔平 アクセス  

引用=Newsis
引用=Newsis

2001年にシアトル・マリナーズに入団以降、2019年まで20年近くにわたりMLBで活躍したイチロー氏が、2025年のアメリカの野球殿堂の候補に選ばれた。

過去、日本人では野茂英雄氏や松井秀喜氏が候補に挙がったことがあるが、野球殿堂入りはならなかった。

イチロー氏には日本人初の殿堂入りが期待されており、さらに、史上2人目となる満票での選出なるかが、注目を集めていると日本経済新聞は伝えた。

18日、既に発表されている14人に加え、イチロー氏のほかに、2007年のサイ・ヤング賞など数々のタイトルを獲得した通算251勝投手のCC・サバシア氏や2007年の新人王に続き、翌年にはMVPを受賞した守備の名手、ダスティン・ペドロイア氏ら、新たに14名が追加で選出された。

2025年の野球殿堂入りが特に有力視されているのはイチロー氏とサバシア氏だ。

NPBのオリックス・ブルーウェーブ(現・オリックス・バファローズ)を経て、2001年に日本人野手として初めてMLBに挑戦したイチロー氏は、デビューと同時に新人王とMVPを同時受賞する快挙を成し遂げた。

2004年にはMLBのシーズン最多安打記録(262安打)を樹立したが、この記録は現在もなお破られていない不滅の記録といわれている。

さらに、2度の首位打者に輝き、10年連続でオールスターゲームに出場した。

イチロー氏はMLBで過ごした19シーズンで、通算打率3割1分1厘、117本塁打、780打点、509盗塁を記録した。

特に、「安打製造機」と呼ばれたイチロー氏はデビュー年の2001年から10シーズン連続で200安打以上を達成し、通算3,089安打の記録を残して、日本人野手がMLBで活躍する礎を築いた。

殿堂入りは、MLBで10年以上プレーし、引退から5年が経過した選手が対象となる。

米野球記者協会に10年以上所属する記者による投票で、75%以上の得票率が必要となる。

投票結果は年が明けて2025年1月21日に発表される予定だ。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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