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息子への1900円の本が「隠れ資産」に!『ハリー・ポッター」初版、26年の時を経て687万円の価値に

川田翔平 アクセス  

引用:BBCニュース
引用:BBCニュース

28日、BBCによると、イギリス・スタッフォードシャー州リッチフィールドで開かれた希少書籍オークションにて、『ハリー・ポッターと賢者の石』のハードカバー初版が3万6,000ポンド(約687万円)で新たな所有者の手に渡ったという。

シリーズ第1作のタイトルは当初『Harry Potter and the Philosopher’s Stone』だったが、アメリカ版出版時に『Harry Potter and the Sorcerer’s Stone』に変更された。日本でもこの米国版タイトルを元に『ハリー・ポッターと魔法の石』として知られている。

今回落札された初版本は1997年に発行されたもので、当時のハードカバー版はわずか500部しか印刷されていない。この本を出品したクリスティン・マッカラーは、「1997年、イングランドのストラトフォード・アポン・エイボンにある本屋で10ポンド(約1,900円)で購入した。当時、息子にあげるために買ったのだが、こんなに価値が上がるとは思わなかった。息子も他の子どもたちと同じようにこの本を本当に楽しんだ」と語った。

マッカラーの息子アダムは、「この本はこれまで住んでいた家の階段下の収納スペースに置いてあった。そろそろ他の人たちが、この本を楽しむ時が来たと思った」と話している。

この家族は当初、この初版本の価値に気づいていなかったが、2020年に同じ初版本が高値で売れたというニュースを見て、自宅に保管していた本の価値を知ったという。アダムは「その価値を確認した瞬間、衝撃を受けた」と当時を振り返った。

また、今年6月には、この初版の表紙原画がオークションで190万ドル(約2億8,500万円)で落札されている。この原画は、若き日のハリー・ポッターがキングズクロス駅の9と3/4番線からホグワーツ魔法学校行きの列車に乗る場面を描いたもので、1997年にイギリスのイラストレーター、トーマス・テイラーによって制作された。この作品は、6月26日にアメリカ・ニューヨークのサザビーズで新しい所有者の手に渡った。

川田翔平
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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