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トナカイの体温で追尾、人工衛星でモニタリング!航空宇宙防衛司令部が明かすサンタ追跡システムの驚愕スペック

佐藤美穂 アクセス  

今年もサンタが世界中を駆け巡る

AP通信によると、米国とカナダが共同運営する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、日本時間24日午後6時からサンタの飛行をリアルタイムで追跡し、モバイルアプリとウェブサイトなどで中継すると21日に発表した。潜在的な敵国の脅威から北米大陸上空を守るNORADは、1956年から69年間にわたり、サンタの飛行ルートをリアルタイムで追跡し、子どもたちに知らせるイベントを実施している。

サンタは複数のルドルフに引かれたそりに乗り、北極から離陸。例年通り日付変更線に沿って太平洋上空を南下した後、西方向へ移動しながら数十億個のプレゼントを配布すると予想される。米空軍のケイス・カニンガム中将は「北極を離陸したサンタを最初に捉えるのはアラスカとカナダのNORADレーダーであり、太平洋では人工衛星を使用する」と述べ、「あまり知られていないが、赤く光るトナカイの鼻は大量の熱を発しており、その熱源を通じて衛星がサンタを追跡する」と説明した。

朝鮮半島では、昨年は済州島、釜山、ソウルの順に移動し、景福宮など韓国の名所を訪れた後、平壌を経由して中国へ向かった。

英語や日本語など9か国語で提供されるNORADのサンタ追跡サイト(https://www.noradsanta.org)によると、サンタのそりの離陸重量はキャンディー「75,000個分」に相当し、サンタ自身の体重は260ポンド(約118kg)だという。推力は9RP(トナカイ1頭が出せる力)で、最高速度は光速を超え、干し草、オーツ麦、ニンジンを燃料として60,000トンの荷物を積んで離陸できるとNORADは伝えている。

佐藤美穂
editor@kangnamtimes.com

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