メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「脳腫瘍」と誤診された患者の脳内にいたのは「謎の生物」…医療チームが解明した驚きの正体とは?

川田翔平 アクセス  

引用:ソウル大学病院提供
引用:ソウル大学病院提供

韓国の研究チームが、脳腫瘍と誤診された寄生虫感染症の患者を治療することに成功した。

30日、ソウル大学病院神経外科のペク・ソンハ教授と順天堂大学ソウル病院神経外科のパク・ヘラン教授を中心とする共同研究チームは、芽殖孤虫症感染により脳に異常が生じた40代男性患者A氏の診断と治療を行い、その結果を学術界に発表した。

A氏は以前、激しい頭痛と嘔吐の症状を訴えてソウル大学病院を訪れた。当初のMRI検査では脳の左後部に異常が見られ、脳腫瘍が疑われたため、医師は手術を勧めたが、A氏は症状が改善したことを理由に治療を断り退院した。しかし、7か月後、A氏は再び激しい頭痛と全身のけいれんに見舞われ、病院に戻った。

再度行われたMRI検査では、病変が左後頭葉から左頭頂葉に移動していることが確認され、単純な脳腫瘍ではない可能性が高いと考えられた。さらに、A氏が過去に汚染された池の水を飲んだり、生肉や十分に加熱されていない野生動物の肉を食べたことが判明した。

医療チームは、A氏の症例から寄生虫感染を疑い、詳細な検査を行った。その結果、A氏は芽殖孤虫症に感染していることが判明し、開頭手術を実施して脳内に生きていた芽殖孤虫症の幼虫を摘出することができた。

芽殖孤虫症は、寄生虫の幼虫が体内に侵入し、血流を通じて脳に達することで発症する稀な感染症だ。主に汚染された水を飲んだり、生肉や加熱不十分な野生動物の肉を摂取したりすることによって感染する。感染した寄生虫は脳に到達すると、頭痛や嘔吐、さらには発作、視覚障害、感覚異常などの神経学的な症状を引き起こすことがある。

ペク教授は「MRI検査で病変が移動している場合は、寄生虫感染を強く疑う必要がある」と警告し、「汚染された水を避け、野生動物の肉や魚は十分に加熱して食べることが予防の鍵となる」と述べた。今回の研究結果は、アメリカの神経学会が発行する学術誌「Neurology」の最新号に掲載されている。

引用:ニューシス
引用:ニューシス
川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 旅行バッグから発見された「ビューティー系インフルエンサーの遺体」…犯人は“元恋人”だった
  • 「私、子宮が2つ」…“二股でも不倫じゃない”と語った英モデルの告白
  • 「君はどこから来たの?」うちのニャンコの出身地は…まさかの“北アフリカにゃ!”
  • 【惨劇】隣家のピットブル3匹を世話していた23歳女子大生、襲われ死亡…「普段はよく懐いていたのに」
  • 【中国粉砕】韓国バスケ代表、“3Pの豪雨”で北京を沈黙!中心には長崎のイ・ヒョンジュン
  • 心臓に弾丸が刺さった兵士を救えた…奇跡の手術と医師たちの“意外な決断”の一部始終

こんな記事も読まれています

  • 「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
  • 「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
  • 「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
  • ウクライナの“ドローン覇権”が崩壊!ロシア特殊部隊「ルビコン」登場で戦局が一変
  • ついに“ドローン母艦”誕生!小型自爆機を空中投下する時代、トルコが世界を一歩リード
  • 「全員殺害でOK」ヘグセス長官の一言で生存者2人も即ターゲット、米軍の判断が軽すぎる
  • 領土問題は触れた瞬間に行き止まり? 米ウクライナ協議、やっぱり“何も決まらず”

こんな記事も読まれています

  • 「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
  • 「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
  • 「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
  • ウクライナの“ドローン覇権”が崩壊!ロシア特殊部隊「ルビコン」登場で戦局が一変
  • ついに“ドローン母艦”誕生!小型自爆機を空中投下する時代、トルコが世界を一歩リード
  • 「全員殺害でOK」ヘグセス長官の一言で生存者2人も即ターゲット、米軍の判断が軽すぎる
  • 領土問題は触れた瞬間に行き止まり? 米ウクライナ協議、やっぱり“何も決まらず”

おすすめニュース

  • 1
    “反トランプ御用メディア”が歓喜?支持率36%で「大統領失速」大合唱の茶番劇

    ニュース 

  • 2
    米国、「第三世界移民」を完全封鎖!亡命申請も即時停止で“入国の扉”閉ざす

    ニュース 

  • 3
    「今週のメディア犯罪者はこれだ!」トランプ氏、政権批判メディアを“名指し糾弾”する専用サイト開設

    ニュース 

  • 4
    【衝撃】ゼレンスキー最側近、“汚職疑惑”で電撃辞任!米国主導の“終戦案”に重大な影響か

    ニュース 

  • 5
    「NATO加盟と核配備は不可欠だ!」次期ウクライナ大統領候補のザルジニー氏、終戦後の「政治改革」を強調

    ニュース 

話題

  • 1
    「iPad mini、別物へ進化」OLED・完全防水・新型チップで“大変身”か!

    IT・テック 

  • 2
    「戦場の影で密接連携か」...ロシアの攻撃型ドローン、背後に中国製部品と資本の影!

    ニュース 

  • 3
    「ビットコイン暴落=トランプ失速」?クルーグマンがまた“謎理論”炸裂!

    ニュース 

  • 4
    「ドイツ製タウルスに酷似!」北朝鮮、“新型巡航ミサイル”公開も精密打撃能力に懸念

    ニュース 

  • 5
    トランプ氏、憲法無視の“3選宣言”!?米軍死傷事件で“強権モード”突入、バイデン行政令を次々撤回!

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]