「ベッドを奪われた」と思いきや…愛犬の側で床に眠る父親の切ない真相に涙が止まらない

快適なベッドがあるにもかかわらず、わざわざ硬い床で眠る父親がいる。父親は、一体なぜベッドを買ったのだろうか。ベッドを見てみると、なんと愛犬たちがそこでぐっすり眠っていた。もしかすると、父親が愛犬たちにベッドを追い出されて床で寝ているのだろうか。

事の真相はこうだ。ベッドから追い出されたかのように床で熟睡している父親の写真が香港01に投稿された。写真が公開された時、ネットユーザーたちは父親が愛犬たちによってベッドから追い出されたのだと考えた。しかし、その背景には予想外の切ない事情があったという。これを知ったネットユーザーたちは、思わず涙ぐんでしまったそうだ。

台湾在住の父親が快適なベッドを愛犬たちに譲り、硬い床で寝ていた理由は、愛犬のためだったという。写真には2匹の犬がベッドで寝ている姿が写っているが、よく見ると床で寝ている父親の横にもう1匹の犬が横たわっていた。父親の横で眠る犬は健康状態が悪く、普段は元気に走り回ることができないという。この犬の体調不良は、父親にとって心配の種だった。もしもの事態を心配し、病気の犬の側で寝ているうちに、自然と他の2匹の犬が父親のベッドで寝るようになったという。

父親が自主的にベットから降りたのは病気にかかったの犬の側にいるためだった。病気の愛犬を見守るため、硬い寝床にもかかわらず床で寝る父親。愛犬たちにベッドを奪われたと思いきや、実は病気の犬を見守るための行動だったという事実に、ネットユーザーたちは深く感動し、悲しみを覚えて涙を流したという。今日も父親は、柔らかいベッドの代わりに硬い床に横たわり、病気の愛犬の側で眠りにつこうとしている。