メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

メルセデス・ベンツCEOも警鐘 欧州2倍の病欠率に悩むドイツ企業、私立探偵雇用で「サボり潰し」に走る

川田翔平 アクセス  

引用:Getty Images*この人物は記事の内容とは一切関係ありません
引用:Getty Images*この人物は記事の内容とは一切関係ありません

ドイツの企業が病欠した従業員が本当に病気であるかを調査するため、私立探偵を雇用していることが明らかになった。

11日、香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」と「AFP通信」によると、ドイツ・フランクフルトで私立探偵事務所を運営するマルクス・レンツ氏は、最近このような依頼が急増していると述べた。

レンツ氏は「偽りの病欠を取る従業員に対する我慢が限界に達した企業が増えている」とし、「年間で最大1,200件の企業からの依頼を受けており、これは数年前と比べて2倍近く増加した数字だ」と説明した。

ドイツ連邦統計局によれば、ドイツの労働者による病欠日数は2021年の11.1日から2023年には15.1日に急増している。ドイツは欧州諸国の中でも病欠率が高い方に属しており、これは新型コロナウイルスのパンデミック以降、病欠手続きが容易になったことを悪用する人々が増えたためだとSCMPは分析している。

レンツ氏は「ある従業員が1年に30日、40日、時には最大100日の病欠を取れば、企業にとって経済的に大きな負担となる」と述べ、「もし偽りの病欠と判明した場合、解雇や契約解除に至ることもある」と付け加えた。

昨年10月、メルセデス・ベンツのオラ・ケレニウスCEOは、ドイツのメディア「デア・シュピーゲル」とのインタビューで「ドイツの高い病欠率は企業にとって大きな課題だ」と指摘し、「同じ生産条件下で、ドイツの病欠率が他の欧州諸国の2倍に達している場合、それは経済的な影響をもたらす」と強調した。さらに昨年9月には、テスラのドイツ工場の人事担当者が病欠した従業員の自宅を予告なしに訪れ、仮病かどうかを確認した事実が知られ、議論を呼んだ。

ドイツの高い病欠率について、一部の専門家は「病欠が簡単に取得できるようになったため、従業員が偽りの病気を申告するケースが増加した」と主張した。一方で、業務上のプレッシャーや精神疾患の増加が原因で病欠率が上がっているとの意見もあるとAFP通信は伝えている。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • AIが作った“女性警察官”に注意!ドイツで詐欺横行、警察が異例の警告
  • 台湾台北で連続殺人と放火、駅周辺を3時間徘徊した男の正体
  • 「中国ホテルで命懸けの浮気劇」男が下着姿で4階外壁に宙吊り、転落寸前…男の行方は
  • 「そんな昔にもガムを噛んでいた?」石器時代のタール片に歯形、生活痕跡が明らかに
  • 「非常ボタンは電源オフ」...赤坂高級プライベートサウナで火災!“閉じ込められた”30代夫婦死亡
  • 「日本の犬だから虐待した!?」中国人トリマー、柴犬を押さえつけ暴言連発...動画拡散で大炎上!

こんな記事も読まれています

  • 多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
  • 「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
  • 発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
  • 「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
  • 「トランプ、影の船団に鉄槌」イラン石油収益遮断で地域安定化を狙う
  • 「トランプ、事業領域を無限拡大」AI時代見据え、次世代エネルギー源”核融合発電”に賭けた
  • 「ほぼ折り畳めるiPad?」脱・スマホ型!“横長”iPhoneFoldで動画視聴が激変か
  • 「なぜトランプだけ消えた?」前面公開のはずが黒塗りだらけ、クリントン写真だけが積み上がった違和感

こんな記事も読まれています

  • 多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
  • 「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
  • 発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
  • 「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
  • 「トランプ、影の船団に鉄槌」イラン石油収益遮断で地域安定化を狙う
  • 「トランプ、事業領域を無限拡大」AI時代見据え、次世代エネルギー源”核融合発電”に賭けた
  • 「ほぼ折り畳めるiPad?」脱・スマホ型!“横長”iPhoneFoldで動画視聴が激変か
  • 「なぜトランプだけ消えた?」前面公開のはずが黒塗りだらけ、クリントン写真だけが積み上がった違和感

おすすめニュース

  • 1
    「俺は知らない、全てはバイデンのせい」トランプ、非現実的発言で支持率最低”36%”

    ニュース 

  • 2
    「成功と挫折が生んだ殺意」…MIT教授を射殺した犯人は“元同級生”!25年越しに爆発した“歪んだ執着”

    ニュース 

  • 3
    「米国依存に終止符」官民3兆円で動き出す“国産AI”国家構想…ソフトバンクが中心に

    ニュース 

  • 4
    「燃料100トン投棄し、緊急着陸!」ボーイング747が上空で“燃料大量投下”...住民悲鳴「正体不明の悪臭」

    ニュース 

  • 5
    「日本が核を持てば、人類は大惨事」...日本の“核武装論”に北朝鮮が激高批判!米国は“全面擁護”

    ニュース 

話題

  • 1
    「幼稚園の目の前で赤信号無視」親子の横を追い越す暴走車と千葉で続いた”5台連続突破”の恐怖

    フォトニュース 

  • 2
    「同盟国を敵に回し、中国利した1年」...エコノミストが暴露、トランプの“致命的ミス”!

    ニュース 

  • 3
    ロシア“シャドーフリート”を初攻撃…ウクライナが地中海で踏み込んだ「禁断の一線」

    ニュース 

  • 4
    「AIバブルに針が刺さる」オープンソース急拡大、独占前提が揺らぐ瞬間

    IT・テック 

  • 5
    「中国、金で勝ったつもりか」アジア最大規模”562トン”の海底金鉱発見、中国の資源誇示が止まらない

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]