
犬が帰宅した飼い主をいつもと違う態度で迎えた理由が、米時事週刊誌ニューズウィークで報じられた。
イギリス在住の男性マイクは、自身のTikTokアカウントに「しまった。ピザの箱をゴミ箱に入れるのを忘れてしまった」という文章と共に1本の動画を投稿した。公開された動画には、彼の愛犬であるボーダーコリーの「ロロ(Rollo)」の姿が映っていた。

仕事から帰宅したマイク。普段なら熱烈に出迎えてくれるロロの様子がいつもと違うことに気づき、家の中を調べ始めた。案の定、テーブルの上にあるはずのピザの箱が床に落ちているのを発見した。おそらくロロが残ったピザを食べてしまったようだ。

ロロはまるで自分の過ちを自覚しているかのように、マイクから離れたところで様子をうかがっていた。

マイクが呼ぶと、悪いことをした時に見られる特有の表情でおずおずと近づいてきたロロ。

ロロは愛嬌たっぷりの態度でマイクの心を溶かし、マイクはロロを叱る代わりに「私の過ちだ」と言って、動画撮影を終えた。

マイクは「雪のため急いで家を出たので、ピザの箱を適切に処理できなかった。ロロを責めることはできない」と説明した。この動画は12万回以上の再生回数を記録し、注目を集めている。
動画を見たネットユーザーからは「あなたが間違いを犯した犬を責めない姿勢が素晴らしい」、「悪いことをしたと分かっている表情が切なくも可愛らしい」、「振り返る犬の顔を見ると、とても叱る気にはなれないだろう」といったコメントが寄せられた。