メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

ダライ・ラマ「後継者はチベット外で生まれる」…中国の干渉を拒否、回顧録で明かした後継者問題とは

川田翔平 アクセス  

引用:ロイター通信
引用:ロイター通信

チベットの精神的指導者であるダライ・ラマが、「自身の後継者はチベット外で生まれるべきで、中国当局が指名する後継者は拒否すべきだ」と明言した。

ダライ・ラマは11日に出版された回顧録『声なき者のための声(Voice for the Voiceless)わが国土と国民のための70年以上に及ぶ中国との闘争』でこう述べている。

ダライ・ラマは前任者の死後に生まれ変わるとされており、これは彼自身が次の転生を中国以外の場所で迎えたいという意思を示している。

現ダライ・ラマの死後、後継者が指導者の地位を引き継ぐまでには数年を要する可能性がある。

ダライ・ラマは新著の回顧録で、チベット国民がダライ・ラマの血統の継続を望んでいることを強調した。また、後継者の選出は、伝統的なラマや僧侶の慣習に従って行われるべきだと主張した。

「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」は10日、14代ダライ・ラマ(法名テンジン・ギャツォ)のこの発言が、チベットの聖職者と一般市民が中国の無神論的共産党に対抗する準備をする中で出されたと報じた。

中国当局は、ダライ・ラマの死後の後継者を選ぶ権利は共産党にあると主張している。

転生はダライ・ラマの継承を決める伝統的な方法であり、宗教的・地政学的に重要な問題だ。中国もこれを戦略的に重視している。

現ダライ・ラマは1940年に前任者の後を継いだ。1959年3月、チベットのラサで中国当局による拉致の懸念から、インドのダラムサラに逃れ亡命政府を樹立した。

ダライ・ラマと亡命政府は、チベット問題への国際的支援を促進し、中国内外でチベット人を結集させる中心的役割を果たしてきた。

チベット北東部の農家に生まれた現ダライ・ラマは、2歳の時に高位の仏教ラマたちによって認定された。

ダライ・ラマは亡命政府で政治・宗教両面の指導者だったが、2011年に役割を分離し、政治権力を亡命政府首長(大統領)に移譲した。

WSJは、これがダライ・ラマの死後もチベット運動を長続きさせるための取り組みの一環だったと分析している。

ダライ・ラマの90歳の誕生日である7月6日を前に、7月初旬に亡命チベットの宗教会議が予定されており、この場で自身の転生に関する新たな声明がある見通しだ。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 中国が「対日規制」を露骨化!日本人歌手、中国で公演中に突然「退場命令」
  • 「女性と子どもだけを集中的に…」洞窟で見つかった“弱肉強食”の食人パターン
  • 「胎児まで貫通した弾丸」前科15犯の夫が妊娠8カ月の妻を銃撃…絶望の中で起きた“奇跡の母子生還”
  • 「宇宙に広がる光の蝶」チリ望遠鏡が捉えたNGC6302、2万度の“燃える翼”が放つ圧巻の美
  • 女性200人に利尿剤を飲ませ歩かせた…“最悪の恥さらし面接”を強要したフランス高官の蛮行
  • 「最後の制御権さえ炎に奪われた」香港火災の生存者が語る“人生最悪の絶望の瞬間”

こんな記事も読まれています

  • 「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
  • 「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
  • 「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
  • 「女性と子どもだけを集中的に…」洞窟で見つかった“弱肉強食”の食人パターン
  • 「胎児まで貫通した弾丸」前科15犯の夫が妊娠8カ月の妻を銃撃…絶望の中で起きた“奇跡の母子生還”
  • 「韓国の狂乱ドライバー」無免許・飲酒でパトカー突破、潜伏→再逃走も‟窓ガラス粉砕”で確保!
  • 「中国、再使用ロケット戦争に参戦」3基を一斉準備…宇宙強国を名乗るには“まず確実な回収から”

こんな記事も読まれています

  • 「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
  • 「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
  • 「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
  • 「女性と子どもだけを集中的に…」洞窟で見つかった“弱肉強食”の食人パターン
  • 「胎児まで貫通した弾丸」前科15犯の夫が妊娠8カ月の妻を銃撃…絶望の中で起きた“奇跡の母子生還”
  • 「韓国の狂乱ドライバー」無免許・飲酒でパトカー突破、潜伏→再逃走も‟窓ガラス粉砕”で確保!
  • 「中国、再使用ロケット戦争に参戦」3基を一斉準備…宇宙強国を名乗るには“まず確実な回収から”

おすすめニュース

  • 1
    ついむしってしまう「ささくれ」が、あなたの指を危険に晒す理由

    フォトニュース 

  • 2
    「視界を壊す日常動作」眼鏡レンズが静かに傷む5つの落とし穴

    健康 

  • 3
    「職員とラブホテル!?」 市民が浸水と戦う中で市長はどこにいたのか

    国際・政治 

  • 4
    AI冷戦の火種、米中がAI覇権で真正面からぶつかる

    国際・政治 

  • 5
    「ドイツの巨人もついに中国に依存か!」VWが開発30%短縮を選んだ理由、欧州工場では大規模削減へ

    モビリティー 

話題

  • 1
    「火星で雷の音が聞こえた」NASAが隠してきた危険な電気活動とは

    IT・テック 

  • 2
    「30万円のiPhone!? 」アップルが折りたたみiPhoneでプレミアム市場を取りに来た

    IT・テック 

  • 3
    SUPER JUNIORも香港火災に寄付参加…「この困難な時間を乗り越えてほしい」

    エンタメ 

  • 4
    「AndroidがAirDropを突破した」、アップルの防壁がついに崩れ始めた

    IT・テック 

  • 5
    中国の日本旅行自粛が現実に、人気渡航先1位は韓国!?

    国際・政治 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]