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「大谷翔平が日本を熱狂させた!」MLB東京シリーズ開幕戦で記録的な視聴率31.2%

竹内智子 アクセス  

引用:AFP通信
引用:AFP通信

日本列島がメジャーリーグ(MLB)の熱気に包まれている。「スーパースター」大谷翔平をはじめとする日本人選手5名が出場する「MLB東京シリーズ」の影響だ。

読売新聞によると、18日に東京ドームで行われたMLB開幕戦、ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスの試合で、大谷は1番指名打者として先発出場した。大谷が打席に立つと、東京ドームは歓声に包まれた。初打席で凡退すると、観客からため息が漏れた。

5回表、再び打席に立った大谷が初安打を記録すると、東京ドームは熱狂の渦に包まれた。ドジャースは3月18日の試合を4-1で勝利し、3月19日午後に東京ドームでカブスとの2戦目を行った。

大谷が日本プロ野球(NPB)でプレーしていた頃からのファンだという60代の男性は読売新聞のインタビューで「大谷選手はスイングスピードから打席に立つ時の歓声まで、他の選手とは一線を画している」と語った。

開幕戦の視聴率は関東地方で31.2%を記録した。共同通信社によると、昨年関東地方で視聴率30%を超えた番組は年末恒例のNHK『紅白歌合戦』のみだった。大谷とドジャースのピッチャー佐々木朗希の出身地である岩手県では視聴率が39.8%に達した。

日本でMLBのレギュラーシーズン開幕戦が行われたのは2000年が初めてだ。当時はシカゴ・カブスとニューヨーク・メッツが来日した。読売新聞は「2000年には両チームに日本人選手はいなかった」と指摘し、今回は大谷の他にドジャースの山本由伸、佐々木朗希、カブスの今永昇太、鈴木誠也など5名の日本人選手が参加していると伝えた。

これに関連して、大谷は「多くの(日本人)メジャーリーガーが所属するチームが(開幕戦で)プレーできて嬉しい」とコメントした。

昨年リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた大谷は注目の的となっている。アメリカのスポーツビジネス専門メディア「スポーティコ」によると、大谷は昨年7250万ドル(約107億7,166万円)を稼ぎ、野球選手の中で年間収入トップに立った。

また、産経新聞は、大谷とスポンサー契約を結んだ日本企業が日本航空(JAL)、三菱UFJ銀行など10社以上に上ると報じた。CM総合研究所・東京企画によると、昨年下半期に日本で放送された大谷関連の広告は4543回に達し、これは日本が2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した際の同年上半期の広告放送回数1568回の約3倍だという。

同研究所の関根心太郎代表は「『二刀流』(投手と打者を兼任すること)という唯一無二の価値があり、成績も申し分ない」とし、「グローバルにビジネスを展開しようとする企業にとって、大谷は貴重な人材だ」と述べた。

さらに「老若男女に支持されるアスリートという点が大谷の最大の特徴だ」とし、妻が出産すれば大谷がより多くの広告に起用される可能性があると予測した。大谷は昨年12月に妻の妊娠を発表している。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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