メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

授乳室でオンライン会議をした中国人男性 鍵故障で閉じ込められ、「逆切れ訴訟」起こす

望月博樹 アクセス  

「居心地がいい」授乳室でオンライン会議を行った男性、ショッピングモールに損害賠償の訴訟…中国で公憤

インターンの男性、授乳室で会議に参加し閉じ込められる
「呼吸困難」を理由にショッピングモールを相手取り約1万3000元(約26万円)の損害賠償を求め訴訟

引用:韓国・人口保健福祉協会
引用:韓国・人口保健福祉協会

中国のあるショッピングモールの授乳室を占拠しオンライン会議に参加した男性が、そのショッピングモールを相手に訴訟した。

30日(現地時間)、海外メディア「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」によると、昨年6月に北京のある企業でインターンとして働いていた大学院生の張氏は、ショッピングモールで食事中に会社から呼び出された。

彼は直ちにショッピングモール内の授乳室に入り、緊急オンライン会議に参加した。しかし会議終了後、鍵が故障してドアが開かなくなった。

張氏はショッピングモールのスタッフに助けを求めたが、ドアを開けることができず、結局は消防隊が出動し、ドアを破壊して彼を救出した。

その後、張氏は授乳室に閉じ込められている間に呼吸困難を経験し、病院で診察を受けた結果、呼吸器疾患と診断されたと主張した。

そしてショッピングモールを相手取り、医療費、賃金損失、交通費、精神的苦痛およびその他の損害を含め、合計1万3000元(約26万円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。

ショッピングモール側は、授乳室は母乳授乳のための場所であり、施設を不適切に使用した張氏に責任があると反論した。そして、授乳室にはエアコンと空気清浄システムが備わっているため、完全な密閉空間ではないと主張した。さらに、張氏に先天性心疾患の既往歴があることも指摘した。

裁判所「個人的目的で授乳室を占有…公共の秩序を乱した」
治療費は賠償すべき

裁判所は、張氏が個人的な目的で授乳室を占有したことにより公共の秩序を乱したと判断した。ただし、彼の健康状態の悪化は当時の事件に起因すると判断した。

裁判所はショッピングモール側に対し、張氏への治療費359.27元(約7000円)と交通費45元(約900円)のみの賠償を命じ、その他の請求は棄却した。

この事件の詳細が伝わると中国のネットユーザーからは、「カフェやラウンジもあるのに、わざわざ授乳室を選んだのは自己中心的で無責任だ」、「授乳室を占拠しておきながら逆に賠償を求めるなんて、厚かましい限りだ」といった非難の声が上がった。

引用:アイ・クリック・アート
引用:アイ・クリック・アート

一方で、授乳室は一般的に男性の入室も可能とされている。授乳室が男性禁止の空間として認識されると、授乳室の本来の目的が曖昧になり、性別間の対立を引き起こしたり、性別に関する固定観念を助長したりする恐れがあるためだ。

韓国の保健福祉部が2018年に作成した授乳施設管理基準の指針によると、韓国の授乳施設では育児に直接関わる父親の入室を許可している。授乳室を利用する母親の不快感を最小限に抑えるため、別室や仕切り、カーテンなどで区分することを求めている。そして、保健福祉部は育児を担う共同体という意識に基づき、父親や男性保護者の授乳室利用に対する母親・女性保護者の理解を求めることを管理基準の指針に明記している。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「歩道橋に人間がぶら下がっている!」英歌手が“自殺寸前の男性”を20秒で救出、ネットで称賛の嵐
  • 「売春やめれば1万ユーロ」、46歳年下エスコートに溺れ巨額被害
  • 「ぼくを連れて行って…」リポーターに思いきり抱きついた保護犬、その後の物語は?
  • 「世界最大級の東電原発・柏崎刈羽6号機が再稼働へ」…福島事故後初の復活に新潟知事が容認方針を固める
  • 【罪悪感なし】食品に“抗生物質”混入の中国飲食店!検察の調査で「腹痛防止のため」と驚きの言い訳
  • 一家18人、3世代が同じ瞬間に消えた…サウジ巡礼バス炎上でインド社会に衝撃

こんな記事も読まれています

  • アンジェリーナ・ジョリー、多彩な車庫構成に“生活重視”の姿が見える
  • 「ライト越しに赤ランプ点灯」冬朝に増える“危険な初期サイン”
  • 「世界で売れる理由」スモ魂をまとう新型ハイラックス、“フォード以外はトヨタ”の現実
  • 「iPhoneが鍵になる時代」なのに…Car Keyが広まらない“本当の理由”
  • 中国の「水産物再停止通報」報道に政府が全面否定…食い違う声明で日中対立がさらに加速
  • 「軍隊に入りたくない!」ドイツ、“徴兵制復活”を本格議論も若者の“兵役拒否”急増
  • 中国が日本に「二重のNO」…水産物は市場なし、常任理事国入りも資格なしと“猛攻”
  • 「人間の代わりになるのか」ロシア発AI CAの実力とは

こんな記事も読まれています

  • アンジェリーナ・ジョリー、多彩な車庫構成に“生活重視”の姿が見える
  • 「ライト越しに赤ランプ点灯」冬朝に増える“危険な初期サイン”
  • 「世界で売れる理由」スモ魂をまとう新型ハイラックス、“フォード以外はトヨタ”の現実
  • 「iPhoneが鍵になる時代」なのに…Car Keyが広まらない“本当の理由”
  • 中国の「水産物再停止通報」報道に政府が全面否定…食い違う声明で日中対立がさらに加速
  • 「軍隊に入りたくない!」ドイツ、“徴兵制復活”を本格議論も若者の“兵役拒否”急増
  • 中国が日本に「二重のNO」…水産物は市場なし、常任理事国入りも資格なしと“猛攻”
  • 「人間の代わりになるのか」ロシア発AI CAの実力とは

おすすめニュース

  • 1
    「一緒に寝よっ!」ぷくぷく腕の赤ちゃん×腕を丸めてお腹を見せるワンコの“可愛いお昼寝タイム”

    フォトニュース 

  • 2
    「中国の航空会社、息してますか?」日本訪問自粛で3日間に50万件キャンセル、“自ら破滅に向かう”

    ニュース 

  • 3
    「台湾を使って挑発する気か!」中国、米の“台湾武器売却”に激しく抗議

    ニュース 

  • 4
    【惨事】カシミール警察署で“押収爆弾”が大爆発...9人死亡・32人負傷「遺体は200m先でも発見」

    ニュース 

  • 5
    米カリフォルニア沖で小型船が沈没 4人死亡・5人負傷…悪天候の中で悲劇

    ニュース 

話題

  • 1
    韓国の原潜は「中国抑止」が自然…米海軍トップが“異例の踏み込み発言”で波紋

    ニュース 

  • 2
    「史上最大の問題作か」...iPhone 17 Pro、背面が勝手に浮く?ユーザーが指摘する“構造欠陥”の可能性

    IT・テック 

  • 3
    実は常習犯だった…アリアナ・グランデに突進し抱きついた男に懲役9日「有名になりたかった」

    エンタメ 

  • 4
    「米中が中東で激突!」中国、ドバイで最新ドローンと戦闘機を公開!“軍拡競争”さらに激化か

    ニュース 

  • 5
    【圧倒的】HYBE所属アーティスト4組が世界的アーティストと肩を並べアジア上位を独占

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]