メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

韓国の「自殺率1位」の裏には「職場いじめ」あり…!?「うつ病なくても職場いじめで自殺衝動高まる」

平野大地 アクセス  

職場でのいじめ、自殺リスク最大4.4倍に上昇。

職場でのいじめを経験した労働者は、自殺リスクが大幅に高まるという研究結果が発表された。特に、うつ病を患っていない労働者でも、職場でのいじめと自殺には強い関連があることが確認された。

最近、韓国の成均館(ソンギュンガン)大学医学部の江北三星病院精神科に所属するジョン・サンウォン、チョ・ソンジュン、キム・ウンス教授の研究チームは、2020年から2022年にかけて江北三星病院の企業精神健康研究所で検診を受けた韓国人の職業人1万2541人(19〜65歳)を対象に、職場でのいじめが自殺念慮や自殺試しに及ぼす影響を分析した。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

研究チームは自己申告式のアンケートを通じて、いじめの経験を「いじめなし」、「時々いじめを受けた(月1回以下)」、「頻繁にいじめを受けた(週1回以上または毎日)」に分類した。

自殺率は韓国国民健康栄養調査の自己申告式アンケートを活用して調査した。

職場いじめの頻度が高いほど自殺リスクが大幅に上昇。

分析した結果、「時々いじめを受けた」グループは、「いじめなし」グループに比べて自殺事故の割合が1.47倍、自殺の試みの割合が2.27倍も高かった。

さらに深刻なのは「頻繁にいじめを受けた」グループであり、彼らは自殺事故が1.81倍、自殺の試みはなんと4.43倍も高まることが示された。

注目すべき点は、うつ病の有無にかかわらず、職場でのいじめが自殺衝動に強く関係していた点である。これは、職場いじめそのものが自殺リスクを高める重要な要因であることを示している。

チョン・サンウォン教授は「職場でのいじめは、職種に関係なく労働者の命を脅かす可能性がある」とし、「うつ病のない労働者でも自殺傾向が高まるという結果は、自殺が個人の精神状態だけの問題ではないことを示している。いじめを防ぐためには、企業と国家が制度的な対策を整備する必要がある」と強調した。

この研究結果は国際学術誌「Scientific reports」に掲載された。

明確な防止策と制度整備が必要

職場でのいじめは、2019年7月から労働基準法によって禁止されている。

法律上は、使用者や労働者が職場での地位や人間関係などの優位性を利用し、業務の適正範囲を超えて他の労働者に身体的・精神的な苦痛を与えたり、勤務環境を悪化させる行為を指す。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

韓国雇用労働部の統計によると、職場でのいじめに関する報告件数は2019年下半期の1,378件から2022年には5,702件へと、4倍以上増加した。しかし、実際の被害件数はこれを大きく上回るとみられている。

専門家は、職場でのいじめを防ぐために、「明確な禁止方針の策定」、「定期的な教育の実施」、「報告・相談窓口の活性化」、「被害者の保護と加害者の処罰強化」などの対策が必要だと指摘している。

平野大地
CP-2023-0235@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 【けんか腰】北朝鮮代表、日本戦握手で“拳打ち下ろし”!暴力行為連発に非難集中
  • 日本のIT企業に就職したインド人男性、手取り17万円に母国衝撃「これで東京生活できるの?」
  • 「連絡を断つべきか」ハーバード元総長サマーズの嘆き、7年間のエプスタイン相談メールが波紋
  • 他人の部屋で授乳まで…韓国でDNA検査までした“赤ちゃん取り違え事件”
  • 友人は溺死したのに…遺体を家へ運び“眠っているように偽装”3日放置
  • 【襲撃】自ら両親殺害と通報、韓国籍34歳を逮捕…動機不明の一家惨劇

こんな記事も読まれています

  • 78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
  • 「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘
  • 省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”
  • 高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変
  • 「米国まで協力!?」ロシア、中国依存脱却へ本格始動…レアアース覇権争いに参戦
  • 「集団安全保障の名の下に!」イランとロシア、核協議で“強固な連携”を確認
  • LE SSERAFIM、東京ドーム公演で見せた圧巻ステージと記録更新の快進撃…8万人を熱狂させた200分
  • Wanna One出身ユン・ジソン主演!禁断の再会から始まる激しいBLロマンス『雷雲と雨風』

こんな記事も読まれています

  • 78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
  • 「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘
  • 省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”
  • 高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変
  • 「米国まで協力!?」ロシア、中国依存脱却へ本格始動…レアアース覇権争いに参戦
  • 「集団安全保障の名の下に!」イランとロシア、核協議で“強固な連携”を確認
  • LE SSERAFIM、東京ドーム公演で見せた圧巻ステージと記録更新の快進撃…8万人を熱狂させた200分
  • Wanna One出身ユン・ジソン主演!禁断の再会から始まる激しいBLロマンス『雷雲と雨風』

おすすめニュース

  • 1
    「トッピングにゴキブリ・ミールワーム・アリまで!? 」中国で“虫珈琲”が大きな話題に

    フォトニュース 

  • 2
    高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変

    フォトニュース 

  • 3
    米有人月面計画に“1年以上遅延”発覚、スペースXの新日程がNASAを揺らす

    IT・テック 

  • 4
    日本車が韓国VIP市場で存在感? アルファードとLMが高級軸を塗り替える

    モビリティー 

  • 5
    【大恥】韓国が放置した“塩田奴隷”、見かねた米国が動いた!韓国ネット「米国に感謝」「内政干渉するな!」

    ニュース 

話題

  • 1
    「しみるねぇ〜」床暖房をつけたら、うちの子たち…床でとろけてしまった!

    フォトニュース 

  • 2
    総額250兆円を投じても「史上最悪」と呼ばれるF-35…それでも米軍が手放さない“最強の戦闘力”とは?

    フォトニュース 

  • 3
    中国の脅威に“力で対抗”──日本、軍事力強化で対中抑止へ

    フォトニュース 

  • 4
    「お願いだから、私を連れて行って」...捨て犬が求めたのは食べ物よりも“ずっと一緒の家族”

    フォトニュース 

  • 5
    「外国人は技術さえ教えれば帰国させる」トランプ、韓国人300人拘束の‟前科”があっても反省なし

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]