メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「ただの浮腫でしょ」二日酔いのまま運動をした30代男性「大動脈瘤破裂」で生死の境に

荒巻俊 アクセス  

引用:Pixabay*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Pixabay*この画像は記事の内容と一切関係ありません

飲みすぎた翌日、顔の腫れに気づきながらも無理に運動を続けた30代男性が、大動脈瘤破裂に見舞われ命を落としかけたというエピソードが伝えられた。

14日(現地時間)、ニューヨーク・ポストによると、中国に住む33歳の男性Aさんは、酒を飲んだ翌朝、顔が腫れて目元がむくんだ状態で目を覚ました。彼は単なる飲みすぎによる浮腫だと軽く考えたが、原因は酒ではなかった。

数日経っても腫れが引かず、Aさんは病院を訪れた。だが医師は明確な原因を突き止めることができなかった。ただ、尿検査では異常なほど高いタンパク質値が検出された。医師は腎臓に関連する疾患の可能性を疑い、薬を処方してAさんを帰宅させた。

その後も症状は悪化し、顔だけだった腫れが全身へと広がり、胸の圧迫感、腹部の膨張感まで現れた。しかし複数の病院を巡っても、原因は明らかにならなかった。

Aさんが最初の症状を自覚してから約3か月後、青島の病院でついに「Valsalva洞動脈瘤破裂(RSOVA)」と診断された。これは非常に稀な致命的な心臓疾患だ。

RSOVAとは、大動脈弁付近の弾性組織に欠陥が生じて動脈壁が破裂する病気で、先天性心疾患の中で約3.5%の割合で発生する比較的珍しい疾患だとされている。韓国・ソウル峨山(アサン)病院によれば、西洋人では0.14〜0.23%、東洋人では0.46〜3.5%と、アジア人に比較的多く見られるという。

特に20〜30代の若年層、そして女性より男性に2〜3倍多く発生し、激しい運動や重い物を持ち上げるなどの動作によって誘発されることが多いとされる。破裂すると、胸の痛みや呼吸困難、失神、倦怠感、全身の浮腫といった症状が現れる。

治療せず放置すれば心不全に至り、1年以内に死亡するケースもあるが、早期の診断と手術によって長期的な生存率は高いとされている。

専門家によると、今回のAさんのように、飲酒後に無理な運動を行ったことが大動脈瘤破裂の引き金になった可能性が高いという。最初に現れた顔のむくみも、その兆候だったと考えられている。

Aさんは現在、手術を受け健康を回復し、元気に過ごしているという。報道は「二日酔いの体でジムに行く前に、自分の体の状態をよく考えるべきだ」と注意を促している。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 40代の中国人、韓国で警察官をバイクに引きずって逃走!?無免許運転の摘発がきっかけ
  • 「生きているみたい」なでると反応するアクセサリーロボ「ミルミ」誕生
  • アダルト女優とも…「不倫520回」した夫を病院へ連れて行った妻「それでも離婚しない」理由とは
  • 「夫は私を満足させられない」息子の友人を自宅に呼び…アメリカで起きた事件の全貌
  • 「全員裸だった」バンコクのホテルで集団パーティー摘発、SNS有料会員制の実態
  • 「進化か、滅亡か」ホッキョクグマ、温暖化で“遺伝子を書き換え始めた”

こんな記事も読まれています

  • 日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
  • 冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
  • 「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
  • 「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
  • 「一週間で体が変わった」栄養士が毎日食べたブロッコリーの結果
  • 「マスクだけでは足りない」空気が悪い日の健康管理法
  • 「同年代より若く見える理由」老化を二倍遅らせた多言語の力
  • スマホが高くなるのに進化しない、メモリ高騰が生んだ最悪の選択

こんな記事も読まれています

  • 日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
  • 冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
  • 「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
  • 「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
  • 「一週間で体が変わった」栄養士が毎日食べたブロッコリーの結果
  • 「マスクだけでは足りない」空気が悪い日の健康管理法
  • 「同年代より若く見える理由」老化を二倍遅らせた多言語の力
  • スマホが高くなるのに進化しない、メモリ高騰が生んだ最悪の選択

おすすめニュース

  • 1
    「角膜も3Dプリントで作れる!?」イスラエルで歴史的手術、“人工角膜移植”で失明患者が視力回復!

    ニュース 

  • 2
    「家族は私たちが守るニャ!」小さな飼い主の“笑顔”のために...いつも寄り添う犬猫に世界がほっこり

    フォトニュース 

  • 3
    「1日2本でも危険!」少量喫煙でも“死亡リスク”60%増...禁煙こそが“最善策”

    ライフスタイル 

  • 4
    デビュー22年目の初快挙――人気アイドル出身歌手キム・ジェジュン、芸能大賞で優秀賞を受賞

    エンタメ 

  • 5
    「強硬に出ればそれが最後だ!」トランプ、マドゥロ政権に警告、原油封鎖で“体制転換”圧力全開

    ニュース 

話題

  • 1
    脳の健康を保ちたいなら”1日10分”これをやれ!脳専門医が推奨

    フォトニュース 

  • 2
    「最先端のはずが」...停電でロボタクシーが集団フリーズ!サンフランシスコ交差点が“巨大駐車場”に

    ニュース 

  • 3
    クリスマスソング旋風の中でも揺るがず…21世紀ポップアイコン テイラー・スウィフト、ビルボード首位を死守

    エンタメ 

  • 4
    新年はfromis_9と共に――ファンの声に応えた特別な2日間❄アンコール公演「NOW, TOMORROW.」開催決定

    エンタメ 

  • 5
    「私とは全く関係ない」芸能界に広がる“注射おばさん”疑惑、コメント欄の疑問に率直回答

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]