メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

124光年先に「生命の証拠」発見か…スーパーアースで生物活動由来分子を初確認!

川田翔平 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

地球から124光年離れた系外惑星の大気に生命体が存在する可能性を示す証拠が捉えられた。

16日(現地時間)、「ニューズウィーク」や「ワシントン・ポスト」などの海外メディアは、イギリスの科学者たちがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を通じて地球から124光年離れたしし座の惑星の大気で、有機体の生物学的活動に関連する分子を発見したと報じた。

ジェイムズ・ウェッブの観測結果、K2-18bと名付けられたこの惑星の大気では、ジメチルスルフィド(DMS)と二硫化メチル(DMDS)という物質が検出された。

これら二つの物質は地球では主に海洋環境の植物プランクトンによって生成される。この物質らは太陽系外惑星の生物学的活動の指標となる可能性があると考えられてきた。

2015年にアメリカ航空宇宙局(NASA)のケプラー宇宙望遠鏡によって初めて確認されたK2-18bは、質量が地球の9倍、直径が2.6倍に達し、地球よりも大きく海王星よりも小さい質量を持つ、いわゆる「スーパーアース」に分類される。

しし座の赤色矮星「K2-18」を33日の公転周期で回っており、星との適度な距離を保っているため、表面の水が液体状態で存在する。これにより、生命体の「居住可能地域(ハビタブルゾーン)」に分類されている。

2023年、ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡はK2-18bの大気組成を観察した結果、メタンと二酸化炭素が豊富であることも発見した。

今回DMSとDMDSの存在が確認されたことに対して、科学者たちはK2-18bに微生物が豊富に存在する可能性を示唆していると説明した。ただし、今回の発見は実際の生命体を発見したわけではなく、生物学的過程の指標を発見したに過ぎないため、慎重な解釈が必要だと強調した。

この発見を主導した主任研究者であり、ケンブリッジ大学の天体物理学教授でもある、ニク・マドゥスダン氏は「現在、ジェイムズ・ウェッブから得られたすべてのデータを説明する唯一のシナリオは、K2-18bが生命体が豊富なハイセアン(hycean)惑星であるということだ」と述べ、「我々は開かれた姿勢で他のシナリオも探求し続ける必要がある」と語った。

この惑星に多細胞生物や知的生命体が存在する可能性についても、マドゥスダン教授は「現段階では、その質問に答えることは難しい」としつつも、「基本的な仮定は単純な微生物の存在だ」と答えた。

K2-18bに関するケンブリッジ大学研究チームの今回の研究結果は、アメリカ天文学会が発行する国際専門学術誌『天体物理学ジャーナルレターズ』(The Astrophysical Journal Letters)17日号に掲載された。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「社員はネズミ、上層部はネズミの卵!?」中国企業の異常すぎる“企業文化”に批判殺到
  • 「ゴミ箱の鶏肉」を揚げて50円で販売…フィリピンの“中古チキン”にSNS大ショック
  • 身体を張った“実証実験”が悲劇に…ロシア人トレーナー、極端増量の末に急死
  • 「他者の最期を見届けてきた男」ディグニタス創設者、‟自ら選んだ死”で人生に幕
  • 「南海トラフがついに限界か」小さな前震すら出ない“最悪の兆候”
  • 「仕事でイライラして...」ペットボトルに“自分の尿”を入れ、コンビニに陳列!購入客の通報で26歳男を逮捕

こんな記事も読まれています

  • 「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
  • 「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
  • 「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
  • 冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
  • 少女がガラス越しにキスすると、巨大なライオンが“反応”した
  • 暖かい床でとろけていた“5きょうだい”子犬たちの、その1年後
  • 「習近平、ウクライナ停戦を注視」…台湾統一に向け“28項目計画”を密かに策定か
  • 「ボクだって心は赤ちゃんなの!」ベビーカーの子を見た巨大ワンコが見せた“可愛すぎる反応”

こんな記事も読まれています

  • 「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
  • 「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
  • 「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
  • 冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
  • 少女がガラス越しにキスすると、巨大なライオンが“反応”した
  • 暖かい床でとろけていた“5きょうだい”子犬たちの、その1年後
  • 「習近平、ウクライナ停戦を注視」…台湾統一に向け“28項目計画”を密かに策定か
  • 「ボクだって心は赤ちゃんなの!」ベビーカーの子を見た巨大ワンコが見せた“可愛すぎる反応”

おすすめニュース

  • 1
    「ウクライナの5分の1が支配下に…」11月、ロシアが見せた“最悪レベルの領土拡大”

    ニュース 

  • 2
    日本が「武器輸出国」へ越える分岐点、比への防空ミサイル供与で南シナ海に波紋

    ニュース 

  • 3
    「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由

    フォトニュース 

  • 4
    「再燃する円キャリートレード清算懸念…」NY株主要3指数が下落で取引終了

    ニュース 

  • 5
    世界はAI地政学、日本はFaxを新調してドヤ顔… NHK報道が示す“ガラパゴス化の末路”

    ニュース 

話題

  • 1
    【土砂崩れ】平年以下の雨量で突然崩落…専門家が震えた“愛岐道路に潜む長年の爆弾”とは?

    フォトニュース 

  • 2
    「油がなくて出港すらできない」北朝鮮海軍の悲惨すぎる現実が暴露される

    ニュース 

  • 3
    「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃

    フォトニュース 

  • 4
    北朝鮮は肉の匂いだけでアウト!?「将軍様の軍隊」がどれほど原始的だったかバレてしまう瞬間

    ニュース 

  • 5
    「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]