メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「こんな稼ぎ方恥ずかしい」…全身銀色で道路に立ち、物乞いして食をつなぐ大黒柱

荒巻俊 アクセス  

引用:kumparan.com

AFP、インドネシアの路上で物乞いをする「シルバーマン」の一日を取材

「このようにお金を稼ぐことは恥ずかしい。もっと品位のある仕事を見つけたい」

インドネシアで全身に銀色のペイントを塗って物乞いをする「シルバーマン」のエピソードが伝えられた。

7日(現地時間)、AFPはコロナ禍以降、仕事が減少した状況で生計を維持するために路上で物乞いをするインドネシアの若者たちの一日を取材した。

A氏(25)と弟のB氏、友人のC氏は、裸足に短パン姿で頭からつま先まで銀色のペイントを塗り、ジャカルタのあるショッピングモール近くの道路に立っていた。

3人は信号待ちで車が止まると、運転手たちの前でロボットのようなポーズを取った。A氏は運転手たちに向かって「こんにちは。楽しいドライブを」と声をかけながら、車の間を行き来し、バケツを差し出した。お金を求める仕草だ。

A氏はこのような方法でお金を稼がなければならない事実が恥ずかしいとしながらも、「1歳の娘と妻が家で待っていることを考えれば、恥ずかしさは消える」と語った。

通常、1日に12万ルピア(約1,060円)を稼ぐという彼らだが、運が良い日には20万ルピア(約1,768円)を手にすることもあるという。これはジャカルタの月給最低賃金水準である500万ルピア(約4万4,150円)を大きく下回り、生活費もかろうじて賄える金額だとAFPは伝えた。

AFPによると、シルバーマンたちはしばしば食事を抜くため、栄養失調に苦しんでいるという。この3人だけでも身長は172cmを超えず、体重も55kgを超えなかった。

ペイント塗装が健康を脅かすにもかかわらず、インドネシアの若者たちが街頭に立つ理由は、仕事がないからだ。

ビーマ・ユディスティラ経済法律研究センター所長は「20~40歳の多くの若者が失業状態にある」とし、「全国的な統計はないが、2021年以降、ジャカルタで物乞いが大幅に増加している」と指摘した。元々トイレ清掃の仕事をしていたA氏も、2019年に解雇されて以来、物乞いをしているという。

インドネシア政府の資料によると、人口約1,100万人のジャカルタの貧困人口は2019年の36万2,000人から昨年9月には44万9,000人に増加した。

A氏一行は道路で5時間を過ごした後、ようやく帰宅した。全身に水をかけて強くこすっても、ペイントはなかなか落ちないという。A氏は「最初はペイントで首に水ぶくれができたが、今は目がちくちくする程度だ」と語った。それでも娘を見ると全ての疲れが吹き飛ぶという彼は「娘には私のような仕事をしてほしくない」と述べた。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「リスの回し車でスキーを?」終わりなき回転トンネル、“無限滑走”体験
  •  【危機感ゼロ】155億円の宝石盗難された、ルーヴル美術館 セキュリティのパスワードがまさかの“LOUVRE”!
  • 「私、まだ生きているのに...」米医療機関が患者531人に“死亡通知”を誤送信、患者絶句!
  • ビル・ゲイツ断言「地球温暖化で人類が滅亡することはない!」気候行動主義ゲイツの“立場激変”が波紋
  • 「産婦人科の更衣室が丸見えに!」インドの病院で“女性患者の更衣映像”が流出...警察が捜査開始
  • 「1,700円が1億9,000万円に!」インド人男性、“友人に借金して”購入した宝くじが大当たり

こんな記事も読まれています

  • 「これ本当にロールス・ロイスか?」幅も姿も激変したカリナンに騒然
  • UFC王者が選ぶ“怪物マシン”、爆音が語る闘争本能
  • “90kg軽量化したプラットフォーム”で北米を獲る!ホンダの本気度にライバル震撼
  • トヨタGR、0.01mmの狂気精度、匠が支える“別世界の工場”
  • 犬だけが留守番していた家が血まみれ?帰宅した家族が見た光景
  • 運動直後プロテインだけじゃ損、ほんとうに筋肉が求めているものは?
  • イギリスでついに“ドラゴンの痕跡”発見!?専門家が導いた意外な結論
  • 「逃げるにはもう遅い」目の前1メートル、ワニが口を開けた瞬間に起きた“想定外の展開”

こんな記事も読まれています

  • 「これ本当にロールス・ロイスか?」幅も姿も激変したカリナンに騒然
  • UFC王者が選ぶ“怪物マシン”、爆音が語る闘争本能
  • “90kg軽量化したプラットフォーム”で北米を獲る!ホンダの本気度にライバル震撼
  • トヨタGR、0.01mmの狂気精度、匠が支える“別世界の工場”
  • 犬だけが留守番していた家が血まみれ?帰宅した家族が見た光景
  • 運動直後プロテインだけじゃ損、ほんとうに筋肉が求めているものは?
  • イギリスでついに“ドラゴンの痕跡”発見!?専門家が導いた意外な結論
  • 「逃げるにはもう遅い」目の前1メートル、ワニが口を開けた瞬間に起きた“想定外の展開”

おすすめニュース

  • 1
    4mボディで東南アジアを奪った…ダイハツ“グランマックス”の破壊力

    フォトニュース 

  • 2
    「節約のつもりが、子供の安全を脅かすことに」…絶対“中古”で買ってはいけない商品3つ!

    フォトニュース 

  • 3
    【急接近】習近平、スペイン国王を北京で歓迎、「国際貿易秩序の維持のために協力」呼びかけ

    ニュース 

  • 4
    「米航空業界に巨額損害」...シャットダウン明けも“空の混乱”は止まらず、“感謝祭帰省”は地獄か

    ニュース 

  • 5
    「米頼みでは不安?]英、ロシアと密かな交渉試みるも失敗...プーチン氏、“対話の姿勢”見せず

    ニュース 

話題

  • 1
    「10か月ぶりの奇跡!」散歩中に偶然再会した“犬の姉妹”、公園で“熱いハグ”

    フォトニュース 

  • 2
    【異例の分裂】Fed内部で“利下げ”巡り激しい対立!12月利下げの可能性は五分五分か

    ニュース 

  • 3
    【もはや鈍器級】次期iPhone、243g・9ミリ厚の“怪物機”に...冷却構造が重量化の元凶か

    IT・テック 

  • 4
    「ロシアの二の舞は御免だ!」米軍、100機超ドローン迎撃の“新部隊”始動 ロシア式“飽和攻撃”一網打尽へ

    ニュース 

  • 5
    日本に牙むく中国!高市首相に「火遊びすれば焼け死ぬ」と恫喝...専門家「事実上の敵対宣言」

    ニュース