フルスクリーンのiPhone開発を進めるAppleが、来年発売する予定のiPhone 18 Proに画面内蔵型Face ID機能を搭載する見通しが浮上した。
「9to5Mac」など海外メディアの報道によると、カナダの有機ELディスプレイ(OLED)素材企業「OTI Lumionics」のマイケル・ヘランダーCEOは最近開催された「SID Business Conference」で、「当社の素材を使用した画面内蔵型Face ID機能を搭載したスマートフォンが2026年に発売される見込みだ」と述べた。

OTI LumionicsはAppleとこの分野で長年にわたり協力関係にあるとされている企業だ。同社は有機ELディスプレイ(OLED)用の主要材料の研究開発および生産を担当している。
この情報は著名なディスプレイのアナリストであるロス・ヤング氏が最初に伝えた。ヤング氏は「iPhone 18 ProがアンダーパネルタイプのFace IDを採用し、他のブランドやモデルもこれに追随する可能性が高い」との見方を示した。
今月初め、海外メディア「The Information」も来年に発売される予定のiPhone 18 Proに画面内蔵型Face IDが搭載されると報じている。iPhone 18 Proでは、前面カメラのために画面の左上に小さな穴のみが残ると予測されている。
「9to5Mac」は、最近複数の情報源から同様の報道が相次いでおり、これまで信頼性の高いディスプレイ関連情報を提供してきたロス・ヤング氏がこれを裏付けていることから、iPhone 18 Proのディスプレイに大きな変化が加えられる可能性が高いと伝えている。