
英国の男性客室乗務員が、国際線旅客機の飛行中に機内トイレで全裸で踊っているところを同僚に発見された。
ニューヨーク・ポストやザ・サンなどの海外報道によると、先月25日(現地時間)、英国航空会社ブリティッシュ・エアウェイズのサンフランシスコ発ロンドン行きBA284便で、ある男性客室乗務員が機内トイレで全裸で踊っているところを発見されたという。当時、同機には470人の乗客と乗務員が搭乗していた。
問題の乗務員は機内食サービス中に突然姿を消し、同僚乗務員らは彼の突然の失踪を不審に思い、捜索を開始したとされる。
間もなく、乗務員はビジネスクラスのトイレで発見されたが、そこで乗務員は全裸で踊っており、同僚乗務員らは問題の乗務員にファーストクラスの乗客用パジャマを着せ、残りの10時間のフライト中、座席に拘束したとのことだ。
目的地であるロンドンのヒースロー空港に到着後、待機していた警察が問題の乗務員を逮捕した。医療スタッフの介助で車椅子に乗せられ、機外に運び出されたという。
問題の乗務員は病院で治療を受けた後、「業務遂行不適格」容疑で逮捕された。現在は保釈され、捜査を受けているとのことだ。ブリティッシュ・エアウェイズは直ちに問題の乗務員を停職処分とし、事件を警察に引き継いだ。
今回の事件は問題の乗務員が薬物を摂取した上で及んだ行動と推測されている。
当時同乗していた同僚乗務員の一人は「彼が勤務中に薬を服用したようだ」と述べ、「信じられない出来事だ」と驚きを隠さなかった。別の関係者も「発見時には既に正気を失っていた」とし、「非常に危険な行為だ」と指摘した。
ブリティッシュ・エアウェイズの広報担当者は今回の事件について「極めて遺憾で衝撃的な出来事だ」とし、「従業員の薬物使用に対しては厳格な無寛容方針を適用している」と明らかにした。