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2025年06月09日月曜日
ホームトレンド「冤罪で懲役378年...」性犯罪で16年服役した男性に無実判決!証言は全て嘘と判明

「冤罪で懲役378年…」性犯罪で16年服役した男性に無実判決!証言は全て嘘と判明

引用:Facebook
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米国で性的虐待容疑により378年の懲役刑を言い渡され、16年間服役していた50代男性が、再審の末に無罪となり釈放された。裁判所は被害を主張した男性の養女が証拠を捏造したと判断した。

5日、デイリー・メールなど複数の海外メディアによると、養女への性的虐待容疑で服役中だったアザイ・デブ氏(58)は、先月23日にカリフォルニア州高裁の決定により釈放され、社会に復帰した。アザイ氏は1998年にネパールで養子縁組した娘サフナ・デブ氏を数年にわたり性的に虐待した容疑で76件の有罪判決を受け、2009年から服役していた。

しかし最近、事件の再審が始まり、裁判所は当時の判決を覆し無罪を言い渡した。裁判所は「被害を主張した少女が当時の恋人との別れを養父のせいにした」とし、「怒りから虚偽の証言をした状況が明らかになった」と述べた。再審では新たな証言も相次いだ。過去の裁判では召喚されなかった4人の証人が共通して「サフナ氏がアザイ氏を告発した理由は怒りだった」と証言した。

決定的な証拠となったのは電話通話の録音ファイルだった。過去の陪審団はアザイ氏の発言を「君は18歳の時に私と性的関係を持った」と解釈したが、裁判所が再検証した録音では「君は18歳になった後、私と一緒に来た」と確認された。さらに、サフナ氏は「養父との性的関係で妊娠し3回流産した」と主張していたが、証人らは「そのような事実はない」と反論した。

また、当時ネパール滞在中にパスポート情報の誤りで拘束されたサフナ氏が米国に戻るために刑事告発を手段として利用したとの証言もあった。実際、彼女はその後米国に戻り市民権を取得したという。裁判所は「サフナ氏が1999年から2004年まで養父母に愛情表現のカードやメッセージを継続的に送っていた点も考慮すべきだ」と指摘した。

無罪を証明したアザイ氏は声明で「犯していない罪で有罪判決を受けて服役したことが最も辛かった」と述べ、「何よりもこの間、父親のいない人生を送らなければならなかった子供たちに申し訳ない。今、ようやく家族のもとに戻れることに深い感慨を覚える」と語った。逮捕された年、彼には2歳の息子がおり、妻が第二子を妊娠していたという。

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