猫シェルターで仮眠した際に起きた出来事
虐待され、捨てられた野良猫たちを世話していた猫カフェの店主が、疲れ果てて眠っていたときに起きた“癒やしの出来事”が注目を集めている。
先月29日、韓国の江原道・江陵(カンヌン)市で100匹以上の野良猫の世話をしているA氏は、自身のInstagramアカウントを通じてで5月18日の夜に起こった出来事を公開した。
A氏は「数日前の夜、午前1時に少し寝るため横になったが、目覚めると外が明るくなっていて、朝7時の少し前だった」と語り始めた。

さらに「6時間も一度も目覚めずにこんな風に眠っていたなんて」と、眠る彼を取り囲むように集まった猫たちの様子を撮影した写真を公開した。
公開された写真では、床に横たわって眠るA氏の周りに集まった猫たちが、彼の頭から両腕の間、足元までそれぞれ場所を占めて座っている様子が確認できた。
最高の場所と言える温かい胴体の上は、瞬く間に満席となった。A氏が布団もなしで横になった床で「ぐっすり眠れた」理由はこれだったようだ。

これを見たネットユーザーたちは「猫たちがぎゅうぎゅうに密集している姿がなんとも愛らしい」、「猫たちが店主をどれだけ愛しているか、写真一枚で伝わってくる」、「6匹の猫とあのように寝ていたら金縛りにあったことがあるけど、あの店主は本当にすごい」、「猫という毛布をかぶって熟睡したんだね」などと反応を示した。
一方、現在A氏は運営していたカフェの営業を一時中断していることを明かした。
彼は「今後、業種変更をするか、完全に保護猫のシェルターに転向するか、何らかの変化はあるだろうが、この場所でこの猫たちと過ごす日常は変わらないだろう」と語った。