
「微笑みのプリンセス」として知られる徳仁天皇の姪、佳子内親王(30)のファッションが再び注目を集めている。
12日、「日刊スポーツ」を引用した「ソウル新聞」によると、佳子内親王がブラジル公式訪問中に着用されたワンピースが話題となり、そのワンピースを製作したブランドが急遽再販を決定したという。
佳子内親王は8日、椿の花で彩られたワンピースを着用された。華やかなワンピース姿が公開されるやいなや、SNSではワンピースの情報を含む投稿が68万回以上も閲覧されるほど関心を集めた。
話題のワンピースは日本のファッションブランド「Viaggio Blu(ビアッジョブルー)」の製品で、昨年11月に発売され、すでに販売終了していた商品だ。価格は5万9,400円だ。
ブランド側は佳子内親王の着用後、問い合わせが殺到したため、ワンピースの追加生産を決定した。「佳子内親王が当社の製品を着用されたと知り、皆驚くとともに非常に光栄に思っている」と述べた。このワンピースは現在、公式オンラインストアで予約を受け付けている。

昨年も佳子内親王がギリシャ公式訪問の際に着用した服が完売した。その際、佳子内親王は濃紺の半袖ニットを着用しており、そのニットの価格は2,990円だった。
一部では、日本を代表する立場で安価な服を選んだことが礼儀に反するとの批判も上がったが、むしろ日本皇室の品格を高めたとして佳子内親王を擁護する意見も出た。
産経新聞は「庶民でも手に入れやすい安価な衣服だが、高級感があるため話題となり、好印象を与えた」とし、「滞在費用とのイメージ上のギャップが大きく感じられる」と報じた。
佳子内親王は、徳仁天皇の弟で皇嗣である秋篠宮文仁親王夫妻の次女で、日本皇室内で大衆的な人気を誇る。落ち着きがあり清楚な外見、現代的センスを持つスタイリングから、国内では「微笑みプリンセス」の愛称で親しまれている。