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「黒い物を吐いた」…コイン電池誤飲で生死をさまよった16か月女児 母親が語る恐怖の一部始終と“教訓”とは?

竹内智子 アクセス  

「黒い物を吐いた」コイン電池誤飲で生死をさまよった16か月の幼児、母親が明かすその一部始終

引用:SNS
引用:SNS

16か月の幼児がコイン型電池を誤って飲み込み、命の危機に瀕した事故がアメリカで発生した。娘のアサちゃん(当時16か月)の体験を共有したのは、ルイジアナ州モンローに住む母親ケイシー・アレンさん(32歳)。この出来事は他の保護者たちへの警鐘として大きな反響を呼んでいる。

英紙『ザ・サン』によると、2023年10月、アサちゃんは兄たちと外で遊んでいた際、壊れたリモコンに入っていたコイン電池を誤って飲み込んだ。その直後は特に変化がなかったが、約30分後から咳やよだれが止まらず、顔が赤くなるなどの異常が現れた。ケイシーさんは疲れているだけだと思い、昼寝をさせたという。

しかし、目覚めた後、アサちゃんは黒い異物を次々と吐き出し始めた。慌てたケイシーさんは看護師の友人に連絡を取り、誤飲の可能性を指摘されて病院に急行。X線検査の結果、電池は食道の鎖骨付近に詰まっていたことが判明した。その後、専門の小児病院に搬送され、約9時間後に摘出手術が行われた。

摘出は3人の医療スタッフによって実施され、手術後には6日間にわたって人工呼吸器による集中治療が必要だった。ケイシーさんは「黒い物を吐いたときは、まるで内臓の一部が出てきたのかと思って本当に恐ろしくなった」と振り返っている。術後、アサちゃんの食道は直径約3mmまで狭まり、食べ物を飲み込んだり噛むことができなくなった。

翌月には食道再建手術を受けたが、手術部位に漏れが生じたため、当初5日間の予定だった入院は5週間に延長された。現在は直径約15mmまで回復し、食事もできるようになったという。ケイシーさんは「普段は物を口に入れるような子じゃなかった。最初に触ったのが電池だったなんて…」と語っている。

この経験から、ケイシーさんは家庭内でのコイン電池の使用を完全に禁止。おもちゃにも使わず、電子機器の電池カバーが確実に閉まっているか毎回確認していると話す。「二度と同じ事故が起きてほしくない」と強く訴えた。

コイン電池は直径1〜2cm程度と小さく、特に5歳未満の子どもにとっては非常に危険な存在だ。食道に詰まると、わずか2時間で粘膜の壊死が始まり、最悪の場合は出血や穿孔、死亡に至るケースもある。誤飲後は外見上の異常がなくても油断は禁物だ。

もし子どもが電池を飲み込んだ疑いがある場合、最優先すべきは一刻も早く救急外来を受診すること。吐かせたり、飲食させたり、指や器具で取り出そうとするのは絶対に避けるべきだ。こうした対応は症状を悪化させる危険がある。

なお、米国小児科学会(AAP)は、1歳以上で病院到着まで1時間以上かかる場合に限り、応急処置として蜂蜜の少量投与を認めている。蜂蜜は一時的に粘膜を覆い、電池の電気化学反応を遅らせる効果が期待されている。ただし、12か月未満の乳児には乳児ボツリヌス症のリスクがあるため、蜂蜜の使用は厳禁とされている。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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