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2025年07月05日土曜日
ホームトレンド観光地でもないのに大バズり!韓国の“謎の駅”が大谷翔平ファンの巡礼スポットになったワケ

観光地でもないのに大バズり!韓国の“謎の駅”が大谷翔平ファンの巡礼スポットになったワケ

引用:Los Angeles Times
引用:Los Angeles Times

韓国・京畿道にある「大谷(テゴク)駅」が、まさかの理由で日本人観光客の熱視線を集めている。

その理由は、MLBロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平選手の名前と、駅名の漢字が同じ「大谷」だからだ。

韓国の首都圏地下鉄3号線にあるこの駅は、漢字で「大谷」と表記され、日本語ではまさに「オオタニ」と読む。

この偶然がSNSで話題となり、「韓国でオオタニ発見!」「これは運命でしょ!」「聖地巡礼完了」などのコメントと共に駅前で撮影された「認証ショット」が続々と投稿されている。

特に2024年に韓国で行われたロサンゼルス・ドジャースの開幕戦をきっかけに、韓国を訪れた日本人ファンの中には、この大谷駅を旅程に組み込むケースも目立ち始めている。

現地の韓国ネットユーザーからは「観光地でもない駅が名前だけで注目されるなんて前代未聞」「この関心を地域活性化に生かせないだろうか」といった声も上がっている。

「1,000億円男」とも称される大谷選手の影響力は、経済面でも圧倒的だ。

ロサンゼルス移籍後、日本の大手旅行会社はこぞって「オオタニ・ツアー」を企画。東京・大阪・福岡発のロサンゼルス行きパッケージが即完売となった。

また、LA・ハモサビーチの酒店に描かれた大谷の壁画を見ようと、周辺の宿泊施設には日本人客が殺到している。

昨年10月には、関西大学の宮本勝浩名誉教授が「日米を合わせた大谷翔平の経済効果は1,168億円」と試算。まさに名前ひとつで観光を動かす「現象」が、今ソウル近郊でも起きているのだ。

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