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「氷河が溶ければ火山が爆発する」…氷河融解が生む「破滅の悪循環」に科学者が警鐘!

望月博樹 アクセス  

氷河が溶けると火山が噴火…「地球の気候災害、さらに深刻化」

米研究チーム「氷河融解で重量減、マグマの圧力が高まり噴火誘発」氷河の融解によって北米、ニュージーランド、ロシアで火山活動が活発化し、大気中の温室効果ガスが増加する可能性があると、科学専門メディア「ライブサイエンス」が7日(現地時間)に報じた。

研究者らは、氷河の融解による地表の重量減少がマグマにかかる圧力を高め、火山噴火がより頻繁かつ激しさを増す恐れがあると指摘。その結果、気候変動がさらに悪化する可能性があると警鐘を鳴らしている。

引用:USGS
引用:USGS

南極、ロシア、ニュージーランド、北米には、数百の火山が氷河の下に眠っている。だが、地球温暖化によってこれらの氷河が融解し、火山活動が活発化する恐れがあると米ウィスコンシン大学の研究チームが論文で明らかにした。研究成果は8日にチェコ・プラハで開かれるゴールドシュミット会議で発表される予定だ。

ウィスコンシン大学マディソン校の大学院生で今回の研究の筆頭著者、パブロ・モレノ・イェーガー氏は「氷河はその下にある火山の噴出を抑える役割を果たしている。しかし、気候変動で氷河が溶けると、こうした火山がより頻繁かつ爆発的に噴火する可能性があることを示唆している」と述べた。

科学者らは1970年代、氷河の融解が火山活動に影響を及ぼす可能性があるとの理論を初めて提唱した。氷河の重みが地球の地殻やマントルに圧力をかけ、火山活動を抑えているためだ。しかし氷河が融解すると、地下のガスやマグマが膨張し、爆発的な噴火を引き起こす圧力が蓄積されることになる。

こうした現象は、北米とユーラシアプレートが分かれる境界に位置するアイスランドの地形をすでに大きく変えていることが知られている。2002年、科学者たちは約1万年前の最終氷期の終わりに氷河が融解し、アイスランドの火山活動がどのように変化したかを分析。実際に、氷河融解後のアイスランドでは火山の噴火が爆発的に増加し、その噴火の頻度は、それまでの30倍から50倍に急増した。

今回、研究チームは大陸火山帯に潜むリスクを探るため、現在は休火山となっているモチョ・チョシュエンコ火山を含むチリ南部の6つの火山を調査し、数千年前、パタゴニアの氷河が融解した際に、これらの火山がどのように反応したのかを分析した。

引用:Pixabay
引用:Pixabay

研究チームは、約2万6千年前から1万8千年前の最終氷期の最盛期に、氷河の重みが火山の噴出を抑え、この地域の地下には巨大なマグマの溜まりが形成されていたことを突き止めた。しかし、氷床の融解によって貯蔵庫内の圧力が高まり、最終的に放出されてモチョ・チョシュエンコ火山が形成されたという。

こうした脅威は地球規模で起こる可能性が高いと研究チームは分析している。2020年の研究によれば、世界には活動の可能性がある火山245基が氷の下、あるいは氷から5km以内に存在しているという。

モレノ・イェーガー氏は「爆発性を高める最も重要な条件は、初期段階でマグマ溜り(地下にマグマがたまる部分)の上に厚い氷河層が形成されることだ。そして、氷河が後退を始めて圧力が解放されるその瞬間が、噴火の引き金になるのだ。これは現在の南極などで実際に起きている現象だ」と述べた。

また、北米やニュージーランド、ロシアなど懸念される地域があるとし、これらの地域には「より綿密な科学的な監視が必要だ」と説明した。

火山の噴火は一般的に硫酸塩エアロゾルを放出し、この物質が太陽光を宇宙へ反射するため、過去には火山噴火後に地球の一時的な冷却現象が起き、その中には大規模な飢饉を引き起こした例もあった。しかし、研究チームは長期的にはこれらの火山から放出される温室効果ガスが気候変動を加速させる可能性が高いと指摘している。

モレノ・イェーガー氏は「時間が経過し複数回の火山噴火が重なることで温室効果ガスが蓄積し、長期的な地球温暖化に影響を与える可能性がある」と述べ、「それにより氷河の融解が火山噴火を誘発し、その火山の噴火がさらなる温暖化と氷河融解を招き、悪循環となるフィードバックループが形成される」と説明した。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

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