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2025年07月20日日曜日
ホームトレンド【証拠は数百万件】薬物投与し女性50人超を“玩具扱い”…中国人大学院生に無期懲役

【証拠は数百万件】薬物投与し女性50人超を“玩具扱い”…中国人大学院生に無期懲役

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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最少限の服役期間は24年、その後仮釈放が可能に

イギリス裁判所「被害者を性玩具のように扱った」

イギリスで20代の中国人大学院生が、イギリスと中国で女性10人に薬物を投与し性的暴行を加えた容疑で、最少限の服役期間が24年という無期懲役を言い渡された。

先月19日(現地時間)、ゾウ・ジェンハオ被告(28)が、2019年から2023年の間、イギリスと中国でオンラインやデートアプリを通じて知り合った女性らに性的暴行を加え、その様子を撮影した容疑など合計28件の犯行を認めたため、イギリス・ロンドン中央刑事裁判所が上記の刑を言い渡したと、海外メディアが報じた。

ゾウ被告は既に服役した期間を除き、2048年以降でなければ仮釈放の資格を得られない。

彼は勉強や飲み物を口実に被害女性を自宅に誘い、薬物を投与して意識を失わせた後に性的暴行を加えていたことが明らかになった。さらに、その様子を撮影し保持していた。

ロジーナ・コテッジ裁判官は「被告は他者を操ることが上手で賢い男だが、女性の意思や感情を全く考慮しなかった」と指摘し、「被害者をまるで玩具のように扱った」と厳しく非難した。

ゾウ被告は2017年に北アイルランドで留学し、2019年にロンドンで修士・博士課程を開始したとされる。

被害女性1人の通報を受けて捜査に乗り出したロンドン警視庁は、彼の自宅で薬物と隠しカメラを発見した。コンピューターと携帯電話からは、犯行の証拠となる動画とメッセージが数百万件が見つかった。

今の事件の陪審員団は、審理中に証拠の動画を視聴したが、その衝撃的な内容に精神的なショックを受け、今後20年間陪審員の義務から免除されたとスカイ・ニュースは伝えた。

警察は被害女性が50人を超えると推定しているが、全員の身元特定には至っていないという。警察は追加証拠の収集を続けておりこれを今回の判決後、検察に提出する予定だと明かした。

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