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2025年07月23日水曜日
ホームトレンド【銃はYouTubeで自作】誕生日会で息子を射殺した60代男、「衝撃の入手方法」に世間騒然

【銃はYouTubeで自作】誕生日会で息子を射殺した60代男、「衝撃の入手方法」に世間騒然

韓国で、自分の誕生日パーティーを開いてくれた息子を手製の銃で殺害した60代の男性が「銃の製造方法はYouTubeで学んだ」と警察に供述したことが明らかになった。

21日、警察などによると、殺人などの容疑で緊急逮捕されたA(63)容疑者は、この日の取り調べで「銃の作り方はYouTubeで見た」と話したという。犯行に使用した弾丸については「以前、他人から購入した」と説明し、犯行の動機としては「家庭内不和」を挙げたと伝えられた。

A容疑者は前日の午後9時31分頃、仁川(インチョン)市・延寿(ヨンス)区・松島(ソンド)洞のマンション33階で自作の銃を発砲し、30代の息子Bさんを殺害した疑いが持たれている。事件後にA容疑者は逃走したが、約3時間後の同日午前0時20分頃、ソウル市内で身柄を確保された。

警察の調べによると、A容疑者はパイプ状の手製銃で金属球が詰まった散弾を2発、Bさんに向けて立て続けに撃ったという。犯行当日はA容疑者の誕生日で、Bさんがそれを祝うためにパーティーを開いていたことがわかっている。現場にはBさんの妻や2人の子ども、知人も同席していた。

また、A容疑者の自宅からは複数の爆発物も見つかっている。捜査の結果、ソウル市・道峰(ドボン)区・双門(サンムン)洞にある自宅で、シンナーが入ったペットボトルや洗剤容器、牛乳パックなどに点火装置が取り付けられた爆発物15個が見つかり、爆発時刻は事件翌日の正午に設定されていたとされている。

警察関係者は「A容疑者から『自宅に手製の爆発物を仕掛けた』という供述を得て現場に急行し、シンナーやタイマー装置などをすべて除去した。処理していなければ実際に爆発の危険性があったとみている」と説明した。

また、犯行に使用された2丁の手製銃のほかにも、A容疑者の車の助手席とトランクからは銃身9丁が発見され、自宅からは金属製パイプ5~6本も押収された。警察関係者は「今後、プロファイラーを投入し、具体的な犯行の動機や一連の経緯について調査を進める方針だ」と明らかにした。

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