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2025年08月03日日曜日
ホームトレンド「今、フランスのある街はイチゴとバブルガムの香りに包まれている」“尿臭地獄”を救う市の異例対策に住民も納得の笑顔

「今、フランスのある街はイチゴとバブルガムの香りに包まれている」“尿臭地獄”を救う市の異例対策に住民も納得の笑顔

引用:RTL
引用:RTL

パリ郊外のヴィルヌーヴ=サン=ジョルジュ市が、路上に漂う尿の悪臭を抑えるため、公共の場にイチゴやバブルガムの香りを導入するという異例の対策に乗り出した。

この街では、酔った人々による路上放尿が常態化し、住民からは「もう我慢できない」と苦情が相次いでいた。そこで市は、生活環境の改善を目指し、公共清掃用の洗浄液にフルーティーな香りを追加する「香り作戦」を展開することにした。

副市長のアンドレイ・アルビステアヌ氏は、ラジオRTLの取材に対し「公の場での飲酒は、放尿へとつながっている」と語り、「消毒効果があり、かつ良い香りがする製品を使うことにした」と明かした。

市当局はこの作戦に加え、公共の場での迷惑行為に対する罰金も強化。ニアズム市長は「厳しい罰金を科しており、市の警察体制も強化している」と話す。市の自治警察官ファビアン氏によると、ここ3カ月だけで路上放尿に関する摘発は40件以上にのぼったという。

市庁舎前でインタビューを受けた住民は、「良い香りがして嬉しい。この取り組みがずっと続けばいい」と笑顔を見せた。中には「イチゴやバブルガムだけじゃなく、ラベンダーやミントも加えてほしい」といった声も上がっている。

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