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2025年08月02日土曜日
ホームトレンド「拾えば一攫千金」!?洪水で宝石20kg流出、中国の村全体が“ハンター化”!金属探知機で金塊漁る大混乱

「拾えば一攫千金」!?洪水で宝石20kg流出、中国の村全体が“ハンター化”!金属探知機で金塊漁る大混乱

引用:新浪
引用:新浪

中国山西省のある貴金属店で、突然の洪水により20kgもの金銀宝石が流出する事故が発生した。このニュースが広まると、地域住民が金属探知機まで持ち出して宝探しに乗り出し、一帯が混乱に陥った。

31日、ザ・スタンダードなど海外メディアの報道によると、中国山西省五寨県で洪水により現地の貴金属店の金銀宝石が流され、予期せぬ「ゴールドラッシュ」が起きたという。老鳳祥の店主、葉氏は「金のブレスレット、ネックレス、イヤリング、ペンダント、ダイヤモンドリング、翡翠の装飾品、銀製品などが洪水に流された」と語った。

事故は25日朝に発生した。従業員らが夜通し店を守っていたため、宝石を金庫に入れずにショーケースに陳列したままだった。朝になって洪水警報が発令され、従業員が店の扉を開けに到着した時には避難命令が出され、数分で水位が1メートル以上上昇し、正面扉が破壊された。

洪水が収まった後、葉氏が確認したところ、ショーケースとともに金銀宝石がすべて消失していた。金庫さえもなくなっていた。葉氏によると、現在の相場で1,000万元(約2億859万円)を超える金銀宝石約20kgが水に流されたという。

葉氏の息子は「家族と従業員が2日間泥の中を探し回ったが、住民が自発的に返却したものを含めて1kgほどしか見つからなかった」と述べた。洪水時の停電とインターネット遮断により、店舗の防犯カメラも作動せず、事故の瞬間を記録できなかった。

このニュースが広まると、住民らが貴金属を探しに殺到し、現場は混乱状態になった。一部は金属探知機まで使って入念に捜索した。店主の息子は「一部の住民が他人が宝石を拾うのを目撃したと通報したが、誰も自ら返却しようとはしなかった」と明かした。

彼は宝石を見つけた人々に返却を呼びかけ、「返却する物の価値に応じて報奨金を支払う」と約束した。また、「故意に発見物を隠匿した場合は、証拠を集めて法的措置を取る」と警告した。これを受け、現地の市場監督管理局と公安局など地域当局がこの事件の調査に乗り出している。

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