隣人のSUVに放火し自殺未遂、60代男性を緊急逮捕

駐車スペースを巡る近隣トラブルが大規模火災寸前の事件に発展した。1日夜、韓国の京畿道・平沢市(キョンギド・ピョンテクし)で、60代の男性が隣人の車に放火し、自殺を図ったとして警察に緊急逮捕された。
放火後、地下室で意識不明の状態で発見
平沢警察署によると、60代の男性A容疑者は1日午後9時50分ごろ、自宅が入る3階建ての多世帯住宅前に駐車されていた隣人B氏のSUV車両に火を放った疑いが持たれている。
火は車から建物の外壁にまで燃え移り、住民7人が緊急避難する事態となった。幸い人的被害はなかった。
A容疑者は火を放った後、同じ建物の地下にある自身の事務所で意識を失い倒れているところを発見された。すぐに病院に搬送され、現在は意識を取り戻しているという。

「駐車をめぐり長年の対立」
警察の調べによれば、A容疑者とB氏の間では以前から駐車位置などを巡り深刻な対立が続いていたとされ、今回の放火は突発的な行動ではなく、長期にわたる葛藤の末に起きた犯行と見られている。
警察は事情聴取を終え次第、放火の疑いで拘束令状を申請する方針を示している。
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