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2025年08月07日木曜日
ホームトレンド「日本人が消えていく」…過去最多“91万人減”で少子高齢化が深刻化 外国人は過去最多を更新

「日本人が消えていく」…過去最多“91万人減”で少子高齢化が深刻化 外国人は過去最多を更新

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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日本の人口が16年連続で減少し、昨年は過去最大となる約91万人の減少幅を記録したことが明らかになった。深刻な少子高齢化が現実として数字に表れた形だ。

『共同通信』などが6日に報じたところによると、総務省が住民基本台帳をもとに調査した2025年1月1日時点の日本人人口は1億2,065万人。前年比で約90万8,000人、率にして0.75%減少した。この数値は1968年の調査開始以降で、減少数・減少率ともに過去最大となる。

1年間の死亡者数は約159万人で過去最多を更新した一方、出生数は約68万人にとどまり、過去最少を記録した。この二重の要因が、急速な人口減少を加速させた格好だ。

一方で、日本に住む外国人の人口は顕著に増加している。在日外国人数は367万7,000人となり、前年より35万4,000人(10.7%)増加。外国人の総人口に占める割合は2.96%に達し、2013年の統計開始以来で最高を記録した。

日本人と外国人を合わせた総人口は1億2,433万人で、前年比約55万4,000人の減少となっている。都道府県別で見ても、総人口が増えたのは東京都と千葉県の2都県のみで、日本人に限ると増加したのは東京都だけだった。

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