
韓国女子卓球のエース、シン・ユビン(大韓航空)が、世界トップ選手が集うWTTチャンピオンズ横浜2025の初戦で張本美和と激突。フルゲームの死闘を演じたが、惜しくもベスト16入りを逃した。
8日、横浜で行われた女子シングルス32強戦。世界ランキング17位のシンは、同6位の針本を相手に序盤から押し込まれ、第1ゲームを3-11で落とす苦しい立ち上がり。
しかし第2ゲームでは、回転量の多いサーブと3球目攻撃で流れをつかみ、デュースの末15-13で奪い返す。以降、第3・第4ゲームを互いに取り合い、勝負は最終第5ゲームへもつれ込んだ。
運命の最終局面では、張本のコーナーを突く鋭い攻撃に押され、6-11で敗戦。白熱の一戦は韓国エースにとって苦い結末となった。
一方、男子シングルスでは呉準性(オ・ジュンソン・韓国取引所)が篠塚大登を3-1で下し、ベスト16進出を決めた。次戦では世界ランキング2位、王楚欽(わんちゅーちん)との大一番に挑む。
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