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2025年08月14日木曜日
ホームトレンド「4か月排便できず苦痛」…25歳女性、数か月分の便で大腸“15cm”伸長!手術後、体重4.5kg減量の衝撃

「4か月排便できず苦痛」…25歳女性、数か月分の便で大腸“15cm”伸長!手術後、体重4.5kg減量の衝撃

引用:Cureus
引用:Cureus

4か月間排便困難に悩まされた20代女性が、激しい腹部膨満感と痛みから病院を訪れ、最終的に摘便を受けた事例が報告された。

4か月間排便できず、激しい痛みに苦しんだ女性

6日(現地時間)、英メディア「ザ・サン」は国際学術誌『Cureus』に掲載された「未診断の慢性便秘と重度の便貯留を伴う症例報告」を引用し、米国在住の25歳女性Aさんの事例を報じた。

Aさんは長期間排便ができず、腹痛と不快感を訴えて救急外来を受診した。幼少期から慢性便秘に悩まされていたAさんの腹部は硬く、医療スタッフが触診すると跡が残り、「泥のような感触」だったという。

幼い頃から慢性便秘に苦しんでいたAさんは、毎週浣腸と緩下剤を使用し、麻酔下での用手的排便のため何度も病院を訪れていた。数年前の入院時に処方された薬で症状は改善したが、その後、断続的に服用を怠り、最終的には中止した。その結果、CT検査でAさんの大腸末端部には数か月分の便が蓄積していることが判明した。

大腸切除術を拒否した患者…用手的便除去で対応

さらにAさんのS状結腸は15cm以上伸長し、異常に蛇行していた。医療チームは腸閉塞解除術や大腸切除術を提案したが、患者の拒否により、硬化した便を直接除去する用手的便除去術が実施された。

医療チームは「処置中、内視鏡の挿入さえ困難なほど便が泥のように固かった」と述べ、Aさんの状態の深刻さを明かした。術後、Aさんは腸管理のため、流動食や便秘薬、腸管洗浄剤を摂取する食事療法を遵守しているという。その結果、入院中に計21回の排便に成功し、体重は入院前より約10ポンド(約4.5kg)減少した。

慢性便秘は食物繊維摂取不足、水分不足、運動不足、排便欲求を無視する習慣などが主な原因で、誰にでも起こりうる疾患だ。専門家は便秘症状が長期間続く場合、必ず医療機関を受診し、専門医の診察を受けるよう勧めている。

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