メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「昔はモテモテだったのよ…」顔に“脚の毛”が生え人気を失った女性 がん完治も新たな悩み抱える

竹内智子 アクセス  

希少がん手術後の予期せぬ副作用

英国の女性が希少がんの手術で顎の皮膚を失い、再建手術を受けた後、顎から脚の毛が生えるという予期せぬ副作用に悩まされている。

先月30日(現地時間)、英国紙『デイリー・ミラー』などの報道によると、イースト・アングリア大学に在学中のビア・チャーチルさん(23歳)は、2022年8月に顎に小さなしこりができているのに気付いた。

引用:ビア・チャーチルさんのSNS
引用:ビア・チャーチルさんのSNS

当初、医師たちはこのしこりを単なる脂肪腫(良性の脂肪の塊)と診断し、美容目的の除去手術のために非緊急の待機リストに彼女を登録した。

しかし、1年が経過する間に顎のしこりは目に見えて大きくなり、2023年11月、チャーチルさんの家族は彼女の誕生日プレゼントとして顎のしこり除去手術費用2,000ポンド(約40万円)を用意した。

手術を受けることになったチャーチルさんは、「乳頭状リンパ内血管内皮腫(Papillary intralymphatic angioendothelioma)」という希少がんと診断された。

この希少がんは、主に皮膚や皮下組織でゆっくりと成長する硬い結節の形で現れ、血管腫と血管肉腫の間の悪性度を持つとされている。

顎再建手術と予期せぬ結果

チャーチルさんは、2024年5月に皮膚がんを除去するための「モース微細手術」を受けた。この手術により彼女の顎の皮膚は完全に除去され、1か月間骨が露出した状態で過ごさなければならなかった。

「顔に巨大な穴が開いていました。顎は事実上切り取られ、顎の骨が露出していました。本当に恐ろしかった」とチャーチルさんは当時を振り返った。

1か月後、チャーチルさんは顎を再建するために太ももの組織と動脈を移植する大手術を受けた。

医師たちは残存腫瘍を除去した後、顎を再建し、太ももの動脈を首に接続する複雑な手術を行ったが、この手術は実に8時間30分もかかった。

手術後、チャーチルさんは太ももにも大きな傷を負い、大腿神経が過度に伸びて一時的に歩行が不可能になった。

さらに、立ち上がろうとして転倒し、内部出血が発生して緊急手術を受けることになった。

フランケンシュタインになった気分

引用:GoFundMe
引用:GoFundMe

顎の再建手術が進む中、チャーチルさんは予期せぬ副作用に直面した。太ももの皮膚が顎に移植されたため、移植部分から脚の毛が生え始めたのだ。

「太ももの皮弁を移植したので、脚のように毛が生えます。脚の皮膚のように寒くなると鳥肌が立ち、肌の色も顔色とはまったく異なります」と語り、「本当に奇妙です。まるでフランケンシュタインになった気分です」とチャーチルさんは吐露した。

チャーチルさんは「体にもうがんがないことがとても嬉しい」としつつも、「長い間鏡を見ていません。手術前は男性たちからアプローチされることも多く人気があったのに、今は外を堂々と歩くこともできません」と心境を明かした。

現在、チャーチルさんは顎のレーザー脱毛治療などを受けるために、クラウドファンディングサイトのGoFundMeを通じて1,300ポンド(約26万円)の費用を募っている。

先月31日の午後5時(日本時間)時点で、目標額の82%にあたる1,070ポンド(約21万3,000円)が集まった。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「飲食店、建物、トラックに次々衝突し横転」...60代運転手の車が暴走、また“アクセル誤操作”か
  • 「標高5000mの山脈でド派手な花火ショー!」をやらかしたら、中国人にボコボコにされた理由は?
  • 「癌の腎臓ではなく、健康な腎臓を摘出」...フランス病院で前代未聞の医療ミス!
  • 「エレベーターに犬が一匹だけ…」全階のボタンを押したが、果たして無事に帰れたのか?
  • 「命への冒涜」愛犬の搭乗を拒否され“一人だけ飛行機へ”…空港に取り残され悲しみに沈んだ哀れな犬
  • 「夏休みで遊びに来ただけなのに」…祖母の“手作りケーキ”食べ、9歳女児が死亡!“計画的殺人”か

こんな記事も読まれています

  • 「ガソリン車より安い?」新型リーフが米国市場に殴り込み…価格戦略でテスラに挑む
  • 【技術革新】ランボルギーニ「AI×6Dセンサー」で感性を読む次世代スーパーカー
  • 「重いバッテリーが主因」EV“過体重問題”…性能低下・タイヤ摩耗・維持費増に直結
  • 「自転車か?クルマか?」フランス発3輪EV「VIGOZ」…最高速度120km/h・サブスク専用の新モビリティ
  • 「公の場では厳しく、裏では優しい」?トランプ大統領の“二面性外交”に世界は翻弄
  • 「AIブーム制した」孫正義、資産が“自己最高”の5兆7,186億円に到達!OpenAI投資が驚異の成果
  • 「中国人、世界のロバを狙う」!?美容・健康食品ブームで“ロバ需要”高まる中国に世界は戦々恐々
  • 「飲食店、建物、トラックに次々衝突し横転」…60代運転手の車が暴走、また“アクセル誤操作”か

こんな記事も読まれています

  • 「ガソリン車より安い?」新型リーフが米国市場に殴り込み…価格戦略でテスラに挑む
  • 【技術革新】ランボルギーニ「AI×6Dセンサー」で感性を読む次世代スーパーカー
  • 「重いバッテリーが主因」EV“過体重問題”…性能低下・タイヤ摩耗・維持費増に直結
  • 「自転車か?クルマか?」フランス発3輪EV「VIGOZ」…最高速度120km/h・サブスク専用の新モビリティ
  • 「公の場では厳しく、裏では優しい」?トランプ大統領の“二面性外交”に世界は翻弄
  • 「AIブーム制した」孫正義、資産が“自己最高”の5兆7,186億円に到達!OpenAI投資が驚異の成果
  • 「中国人、世界のロバを狙う」!?美容・健康食品ブームで“ロバ需要”高まる中国に世界は戦々恐々
  • 「飲食店、建物、トラックに次々衝突し横転」…60代運転手の車が暴走、また“アクセル誤操作”か

おすすめニュース

  • 1
    「仲間に何をするんだ!」ライオン2頭に囲まれ“絶体絶命”の水牛、群れの総攻撃で命拾い

    フォトニュース 

  • 2
    音楽が「重症患者」を救う?集中治療室で奇跡...音楽療法が患者の心拍数・血圧を劇的改善!

    ヒント 

  • 3
    週3回以上ラーメンで「死亡リスク」1.5倍!?特に「スープの飲みすぎ」に要注意

    ヒント 

  • 4
    「軽い風邪だと思ったら致命的感染症」...20歳の医学部学生、敗血症で“四肢切断”の悲劇

    ヒント 

  • 5
    「テスラ大ピンチ?」ユーロNCAP、2026年から物理ボタン義務化…“タッチ一辺倒”戦略に逆風

    フォトレポート 

話題

  • 1
    飲酒+語学=流暢?英国バース大学「飲んで話すと外国語が上手くなる」研究発表!

    ヒント 

  • 2
    「車ひっくり返り、屋根は吹き飛んだ...」ブラジルのトヨタ工場、強風で壊滅...生産停止で新車発売も“無期限延期”

    ニュース 

  • 3
    【水素SUV】BMW iX5 Hydrogen、3分充填504km航続…プレミアム市場に新風

    フォトニュース 

  • 4
    三菱「エクリプス クロスEV」、欧州生産の新型公開…“日本車か?それとも欧州車か?”

    フォトニュース 

  • 5
    【米国市場】フォード、過去最大規模リコール…今年930万台に到達

    フォトレポート