韓国・忠州市の小学生暴行映像、生徒間でシェア
韓国の忠清北道(チュンチョンブクド)・忠州市(チュンジュ市)で小学生が集団暴行を受けた事件に関連し、暴行の様子を撮影した動画が生徒の間でシェアされたことが判明した。この事件は現在、警察が捜査を進めている。
11日、ニュース1の報道によると、忠州警察署は「中学生が小学生に酒を飲ませ、一晩中暴行した」という通報を受け、捜査を行っているという。
同メディアによれば、警察は捜査過程で、加害生徒の1人が暴行場面を撮影したとの証言を確保したと伝えられている。

被害生徒の保護者は「この動画が加害生徒の親しい友人らの間でシェアしている」と主張した。
暴行動画がある場合、捜査急展開の可能性も
暴行動画があると確認された場合、捜査はさらに加速すると見られている。特に、加害生徒の保護者がこれまで暴行の事実を否定してきたため、動画は決定的な証拠となる可能性が高い。
忠州警察署は現在、小学6年生のAさんを集団で暴行した容疑で、中学生3名を調査中だと発表した。
事件は先月20日に発生。普段から面識のあった中学1年生のBさんがAさんを未明に呼び出し、酒を飲ませた上で暴行を加えたとされている。
暴行はBさんの自宅で行われ、当時Bさんの知人である中学2年生2人も居合わせていたことが判明した。Aさんは暴行の最中、誰かが2段ベッドのはしご部分から自分を撮影していたと証言している。
警察はすでに加害生徒3人に対して、ポリグラフ検査を実施済みだ。
Aさんの保護者は「その夜、わが子が1,000回以上殴打されたという話とともに動画が共有されている」とし「警察はスマホのデジタル・フォレンジック調査を通じ、必ず動画を確保して解明すべきだ」と強調した。
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