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本田圭佑、SNSで「南京大虐殺は存在しない」と発言…批判殺到で立場転換「自分の誤り、改めて学ぶ機会に感謝」

竹内智子 アクセス  

本田圭佑、SNSで「南京大虐殺」否定

論争広がる中「自分の誤り、改めて学ぶ」

引用:Instagram@keisukehonda
引用:Instagram@keisukehonda

元日本代表の本田圭佑氏(39)が、第2次世界大戦終結から80年を前に、日本軍による「南京大虐殺」を否定するかのような発言を行い、その後撤回して謝罪した。右翼系ネットユーザーが「南京大虐殺は存在しない」とするコメントを寄せたが、本田氏は「歴史的事実だ」と強調し、自らの立場を修正した。

中国紙『中国青年報』や『J-CASTニュース』などが14日に伝えたところによると、本田氏は今月8日、自身のX(旧Twitter)に「私もそう思う」と投稿し、ある動画をシェアした。動画は2012年に行われた石原慎太郎元東京都知事(故人)と河村たかし衆院議員(日本保守党)の記者会見の一部だった。

当時、石原氏は「南京大虐殺はなかったという考えは今も変わらないのか」と問われ、「日本軍が占領した短期間に、当時の兵器で40万人もの人を虐殺した証拠を示してほしい」と反論する場面が収められていた。さらに石原氏は「南京の人々を殺したのは蒋介石の軍隊だ」と主張。河村議員も「日本が南京で40万人を殺害したのであれば、日本人全員が南京に行ってひざまずいても許されない」と述べたうえで、「そうでないのなら、これからは『申し訳ない』ではなく、正しく説明すべきだ」と声を強めた。

引用:村瀬守保の写真集
引用:村瀬守保の写真集

南京大虐殺否定論をリツイート、批判相次ぐ

南京大虐殺は1937年、日中戦争中に日本軍が中国・江蘇省(チャンスー省)南京に進攻し、中国軍敗残兵の掃討を名目に、約6週間にわたり民間人や捕虜を大量に殺害した事件である。犠牲者は数万人から30万人規模と推定され、拷問や性的な暴行を含む残虐な戦争犯罪が多数行われた。

この事件は今日に至るまで中国における反日感情の主要な要因のひとつとされる。政府は大虐殺そのものを公式には否定していないものの、極右政治家の一部は「完全な虚構」、「南京大虐殺は存在しなかった」と主張し、一部の学者の間でも「30万人という数字は誇張だ」との見解がある。

有名選手の突如の歴史発言は波紋を呼んだ。本田氏の投稿には「ガザでジェノサイドはなかったと言うのと同じだ」、「世界的スポーツスターが歴史修正主義に加担するのは名誉を汚す行為だ」といった批判が寄せられた。

一方で、「南京で人々を殺したのは国民党軍だ」、「1937年当時の南京の人口は20万人で、どうやって30万人を殺せるのか」といった極右系ネットユーザーのコメントも相次いだ。「勇気ある発言に敬意を表する。こういう発言をする有名人が増えれば、南京大虐殺の真偽を論じることすら許されない風潮を変えられる」と擁護する声もあった。

反響が広がる中、本田氏は翌日、再びXに投稿し発言を修正した。南京大虐殺を目撃した外国人記者や宣教師らの記録を列挙し、「これらの資料は戦後に作られたものではなく、事件直後から存在していた。複数の国の人々の立場から記された記録が一致しており、学術的に信頼度が高い」と説明。「一次資料を精査した結果、これはほとんど歴史そのものだと考えるようになった」と認めた。

その上で「石原氏を好んでいたこともあり、歴史について理解していたつもりだったが、自分の誤りだった。再び学ぶ機会を与えていただき感謝している」と述べた。

歴史資料を検証 戦後の創作ではなし

本田氏は2010年代、日本代表の攻撃の中心選手として活躍。2010年南アフリカW杯での16強入り、2011年アジアカップ優勝(カタール)、2018年ロシアW杯での16強進出などに貢献した。2014年にはイタリア・セリエAのACミランに入団し、4シーズンにわたりプレー。引退後は監督やクラブ経営者、ベンチャー投資家としても活動している。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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