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2025年08月23日土曜日
ホームトレンド「札束耳に自撮り」盗んだカードで豪遊、豪華リゾートと札束写真をSNSに載せた末の逮捕劇

「札束耳に自撮り」盗んだカードで豪遊、豪華リゾートと札束写真をSNSに載せた末の逮捕劇

米郵便公社職員の衝撃的な犯罪行為

カリフォルニア州で勤務していた米国郵便公社(USPS)の職員が、業務中に郵便物から小切手やクレジットカードを盗み取り、贅沢三昧の生活を送った末に法の裁きを受けることになった。

米司法省は現地時間13日、カリフォルニア州トーランスの郵便局で配達員として働いていたメアリー・アン・マグダミット(31)が、銀行詐欺共謀の容疑を認めたと発表した。

引用:ニューヨーク・ポスト
引用:ニューヨーク・ポスト

ニューヨークポストなど海外メディアによると、マグダミットは2022年から先月にわたって、業務中に取り扱った郵便物から小切手やクレジットカード、デビットカード、個人情報などを不正に入手していたという。

マグダミットは盗んだ金融情報を使い、高級ブランド品の購入や海外旅行に浪費し、その様子をSNSで堂々と誇示する大胆さまで見せていた。

マグダミットのSNSには、100ドル(約1万4,741円)札の束を携帯電話のように耳に当てて撮影した自撮りや、運転席で膝の上に現金の束を広げた姿など、不正に得た財物を誇示するような投稿が並んでいた。

犯行手口と豪華絢爛な生活

マグダミットの贅沢な生活はこれにとどまらなかった。

マグダミットは、カリブ海のリゾート地であるタークス・カイコス諸島やアルバなどへ旅行し、プールサイドでシャンパンを楽しむ様子もSNSに投稿していた。

このような贅沢な旅行や高級品の購入はすべて、盗んだ金融情報を使用して行われたことが判明した。

捜査当局によると、マグダミットは単独犯行にとどまらず、盗んだ小切手やカードの一部を共犯者に売却していたという。

共犯者たちは、これらの小切手を現金化し、受取人の名前で偽造身分証を作成するなど、組織的な金融詐欺を展開していたことが明らかになった。

昨年12月、捜査当局はマグダミットの自宅を捜索し、盗難クレジットカードやデビットカード133枚、小切手16枚に加え、拳銃まで押収した。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT

家宅捜索が行われてもマグダミットは犯行をやめず、盗難カードを使い続けた末、先月1日に遂に逮捕された。

同日に行われた2度目の捜索では、盗まれたカードが新たに発見された。

マグダミットはすでに銀行詐欺共謀の罪を認めており、有罪となれば最長30年の実刑に処される可能性がある。

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