
韓国・済州(チェジュ)のハルラサン国立公園で4トンの自然石を掘り出そうとして失敗した70代らに対し、懲役刑が求められた。
13日、済州地裁刑事2単独で行われた結審公判で、検察は森林資源の造成及び管理に関する法律違反の容疑で拘束起訴された70代のA被告に懲役4年、 在宅起訴された50代のB被告に懲役1年6か月を求刑した。
A被告らは昨年7月、重機を使ってハルラサン国立公園内の渓谷から高さ1.5メートル、重さ約4トンの自然石を掘削した容疑が持たれている。
A被告は、まず電動のこぎりで木を伐採し、車両の進入路を確保した後、B被告と共に滑車やロープを使い、約12時間かけて自然石を掘り出した。しかし、トラックで運搬中に登山道に落としてしまい、夜明けが近づくにつれて犯行が発覚することを恐れ、そのまま逃走した。
済州島の自治警察は、犯行発生から約20日後に容疑者を逮捕し、捜査を進めた。捜査の結果、彼らは自然石を転売する目的で犯行に及び、捜査網を逃れるため、夜間に防犯カメラのない林道を利用していたことが判明した。特にA被告は過去にも同種の犯罪で処罰された前科があることが確認された。
検察は「A被告は同種の前科が多数あるにもかかわらず、犯行を繰り返し、営利目的で自然石を狙う常習犯とされ、済州の自然環境を損なっている」と述べた。また、「B被告については、関与の程度などを考慮した」と述べた。
A被告側の弁護人は、「高齢の被告は孫娘の世話をしながら生活しており、経済的に困窮し、生計の危機から誤った選択をしてしまった」とし、「自然石は原状回復されており、損傷した木も回復する予定であることを考慮してほしい」と、情状酌量を求めた。
B被告側の弁護人も、「A被告の依頼を受けて関与したものであり、捜査段階から過ちを認め、捜査に協力している点を考慮してほしい」と訴えた。
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