8月21日(現地時間)、ABCニュースが報じたところによると、誕生日を祝うために友人たちと釣り旅行に出かけたミューズさんが、8月16日、フロリダのカヨ・コスタ・ビーチで打ち上げられたサメを発見した。

ミューズさんと友人たちはこの特別な瞬間を記録しようとサメに近づいた。ミューズさんがサメの頭を持ち上げ、友人が尾を掴んだ瞬間、サメが突然身を翻し、ミューズさんの脚に噛みついた。
事故後、通報を受けた救助隊は午後10時55分頃に現場に到着した。脚に止血帯を巻いた状態だったミューズさんは、ヘリコプターでガルフ・コースト・メディカル・センターに緊急搬送された。
サメ被害者の声と今後の治療計画
ミューズさんは事故について「サメを捕まえて海に戻そうとしていた」と説明した。「サメの生息域にいる以上、何が起こるかわからない。こういった事故も起こりうる」と付け加えた。
なお、ミューズさんが接触したレモンザメは、フロリダで漁獲が禁止されている魚種に指定されている。この点についてミューズさんは「サメを釣り上げたのではなく、釣り針にかかっていたサメを放したにすぎない」と述べ、「レモンザメを捕獲したわけではない」と釈明した。
ミューズさんは「不運だったのか、それとも幸運だったのか分からない」と語り、「サメがもう少し深く噛んでいたら、今こうしてインタビューを受けることさえできなかったかもしれない。生きていることに感謝している」と感想を述べた。
ABCニュースによると、ミューズさんは8月26日に脚の手術を受ける予定だ。
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