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「反省どころか控訴?」発達障害の同僚を辱めた国会事務処公務員、その実態に社会が激怒

梶原圭介 アクセス  

発達障害のある同僚に唾を吐いた食べ物を無理やり食べさせた公務員

国会事務処(国会の事務局に相当)に所属する8級公務員(日本の一般職係員に相当)が、発達障害のある同僚に唾を吐いた食べ物や水を無理やり摂取させるなどの行為を行い、解任された事件で、裁判所はその処分を妥当と判断した。

23日、法曹界によると、ソウル高等裁判所第7行政部は最近、国会事務処所属の8級公務員A氏が提起した「解任処分取消訴訟」の控訴審で、原告の訴えを棄却した。

引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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裁判所は、A氏の行為が公務員としての重大な義務違反に当たると判断した。

2006年に国会事務処に入職したA氏は、2010年から共に勤務していた重度の発達障害がある同僚に対し、継続的ないじめを行っていた。

A氏は、被害者にラーメンやキンパの購入といった私的な用事を繰り返し命じたり、議員の靴下を手洗いさせたりした。また、歌を強要したり、勤務場所の照明を消すなどして、発達障害のある被害者に恐怖を与える行為もあった。

職場内いじめの深刻さと裁判所の判断

A氏のいじめは単なる業務指示を超え、深刻な事態に発展した。2021年4月には、被害者に支給されたシルトッ(韓国の蒸し餅)に唾を吐いて渡し、同年7月には、被害者が飲むペットボトルの水に唾を吐き、飲ませるという衝撃的な行為に走った。

さらに衝撃的だったのは、A氏が同僚C氏とのカカオトーク(メッセンジャーアプリ)のやり取りで、「別の同僚のプロテインサプリに粉末洗剤と鉛筆の芯の粉を混ぜて飲ませ、腹痛や髄膜炎を引き起こした」と述べ、「(被害者に)洗剤を飲ませてやらないと」と発言していた事実である。

これらの内容は、同僚C氏がカカオトークの記録を調査委員会に提出したことで判明し、国会事務処は2023年に懲戒手続きを経て、職場内いじめ、暴行・器物損壊、品位保持義務違反などを理由にA氏を解任した。

A氏は訴訟で「被害者より優位な立場にないため、職場内いじめは成立しない」と主張したが、裁判所はこれを退けた。

裁判所は「被害者は契約職の公務員であり、A氏は被害者より年長で勤務期間も約4年長かったこと、さらに被害者が重度の発達障害を抱えていたことを踏まえると、職階や関係性においてA氏は優位な立場にあった」と判断した。

またA氏は、シルトッや水に唾を吐いた件について刑事裁判で証拠不十分により無罪となったため懲戒対象外だと主張したが、裁判所は「刑事裁判で無罪判決が出ても、公務員としての誠実義務に違反するかどうかは別問題である」と述べた。

引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません

裁判所は最終的に、「本件の非違行為は、公務所内で行われるとは到底考えにくく、主要な被害者が障害者であった点を踏まえると、公務員社会に対する国民の信頼を著しく損なう極めて深刻な行為だ」として、解任処分の正当性を認める判決を下した。

今回の事件は、職場内いじめや障害者差別の深刻さを改めて浮き彫りにするとともに、公務員社会における倫理意識と品位保持義務の重要性を強調する判決として評価された。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

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