
外国人女性との新生活を始めるために自身の死を偽装し、海外に逃亡した米国人の男に懲役刑が言い渡された。
27日(現地時間)、『BBC』や『CNN』、『ABCニュース』など複数の海外メディアによると、米ウィスコンシン州出身のライアン・ボグウォート容疑者(45)は昨年8月、湖で水死したように装い死亡を偽装して海外に逃亡した罪で、米裁判所から懲役89日の判決を受けた。
この89日という刑期は、行方不明者届が出されてから当局が捜索に費やした日数と同じである。裁判所はまた、捜索にかかった費用として約440万円の賠償も命じた。
3人の子どもの父親であるボグウォート容疑者は、昨年8月、自身が水死したと当局に信じ込ませるため虚偽情報を提供した罪で起訴されていた。
昨年8月12日、警察はボグウォート容疑者の行方不明者届を受理。行方不明の前夜、彼は妻に「湖でカヤックに乗っており、すぐに戻る」とのメッセージを送ったが、そのまま帰宅しなかった。
警察と救助隊は現場で転覆したカヤックのほか、ボグウォート容疑者のライフジャケット、携帯電話、身分証明書を発見した。捜査当局とボランティアは数週間にわたり湖の捜索を続けた。
捜査の過程で、ボグウォート容疑者が行方不明の数か月前に新しいパスポートを取得し、生命保険にも加入していたことが明らかになった。さらに、ウズベキスタンの女性と連絡を取り合っていた事実も確認された。
当局によると、ボグウォート容疑者はネットで知り合ったこの女性に会うため、カナダやフランスを経由し、最終的に欧州のジョージア(旧グルジア)に到着したという。
昨年11月、当局はボグウォート容疑者と接触し、米国の家族のもとへ戻るよう説得。最終的に彼は自首して帰国し、起訴された。22年間連れ添った妻とは離婚に至った。
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