
世界的なシェフであるゴードン・ラムゼイが、最近皮膚がんの手術を受けたことを明かし、日焼け止めの重要性を強調した。
英国の日刊紙『ガーディアン』など海外メディアの報道によれば、ラムゼイは自身のSNSで最近、基底細胞がんの切除手術を受けたと述べ、手術部位の写真を公開した。
写真には、ラムゼイの耳の下に手術後の縫合痕が見られるか、またはその部分が包帯で覆われている様子が映し出されていた。彼は迅速に対応してくれた医療チームに感謝の意を表し、週末には必ず日焼け止めを塗るよう呼びかけた。
英国国民保健サービス(NHS)によると、基底細胞がんは皮膚の最外層で発生し、長期間にわたる紫外線暴露が主な原因とされる。そのため、顔、首、肩、手、背中、脚など、紫外線に多く晒される部位に主に発生し、しこりや斑点といった症状が現れるのが典型的である。
治療法は病変の位置、組織型、再発の有無などに基づいて決定されるが、原則として外科的切除が優先される。小さな病変は除去後に一次縫合を行い、中程度以上の病変の場合は皮膚再建や移植が必要となる。
外科的切除後の再発率は5.3%とされ、転移の可能性は0.0028~0.55%と極めて低いが、一度転移すると平均生存期間は約8~10カ月となる。予防には、屋外活動時に太陽光から皮膚を守ることが最も重要である。
ゴードン・ラムゼイは英国を代表するスターシェフであり、1997年にロンドンのチェルシーで「ゴードン・ラムゼイ」レストランを開業、約27年間にわたり経営を続けている。このレストランは、開業4年後の2001年にミシュランガイドで3つ星の評価を獲得し、現在に至るまでその評価を維持している。韓国では、蚕室(チャムシル)のロッテワールドタワーモールにて「ゴードン・ラムゼイバーガー」を展開している。
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