
1日、東京・世田谷区で40代の韓国籍女性が殺害され、30代の韓国籍の男の身元が判明した。被害者は事件の3日前、交際を巡るトラブルについて警察に相談していたことが分かった。
2日、TBSや読売新聞などは「韓国籍女性殺害事件」を報じ、容疑者の氏名と年齢が公開された。
TBSは、羽田空港で逮捕されたパク容疑者が警察車両で護送される様子をモザイク処理せず放送した。報道陣のカメラのフラッシュを浴び、容疑者が目を強く閉じる姿が映し出された。
9月1日午後、「女性が血を流して倒れており、男が逃走した」との通報があった。被害者は世田谷区の住宅街で首を刃物で切られた状態で発見され、約1時間20分後に病院へ搬送されたが、その後死亡が確認された。
報道によれば、パク容疑者は韓国在住で、交際相手の被害者に会うため3日前に来日していた。
警察は殺人容疑でパク容疑者の行方を追い、羽田空港で身柄を確保した。
警察の発表によると、東京都港区芝浦で衣料品関連の自営業を営んでいた被害者は、事件当時、現場近くの写真スタジオを訪れており、休憩のため外に出た際に襲われたとみられている。
被害者は先月29日、警察に「韓国から来た交際相手に別れ話をすると怒って自宅に押しかけ、数日前には暴力を受けた」と相談していた。
警察はこれを受け、パク容疑者に被害者へ接近しないよう口頭で警告し、被害者には一時的な避難を助言していた。
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