ボクシング界の伝説、タイソン対メイウェザーの世紀の一戦が2026年に実現
ボクシング界の二大レジェンド、マイク・タイソン(59)とフロイド・メイウェザー・ジュニア(48)が、2026年にリング上で激突する。
米メディア『TMZ』は5日、両者が来春開催予定のエキシビションマッチの契約を締結したと報じた。

すでに引退している二人が、特別なビッグマッチのために再びリングに上がる。報道によると、今回の対決は「CSIスポーツ」と「FIGHTスポーツ」が主催し、日程や会場などの詳細は後日発表される予定だ。
歴代最強ボクサーたちのプロフィールと経歴
「アイアン・マイク」の異名で知られるマイク・タイソンは、米国ボクシング史上最も偉大なヘビー級チャンピオンの一人だ。
20歳で史上最年少のWBCヘビー級チャンピオンに輝き、その後わずか1年でWBC、WBA、IBFの三大タイトルを獲得し、初のヘビー級統一チャンピオンとなった。
圧倒的なパワーと俊敏さを兼ね備えたタイソンは、プロデビュー以来37連勝を記録。しかし1997年、試合中に相手のイベンダー・ホリフィールドの耳を噛む衝撃的な事件を起こし、「耳噛む男」とも呼ばれるようになった。
昨年、タイソンは大人気YouTuberのジェイク・ポールとのエキシビションマッチで復帰を試みたが、健康上の問題により試合は一度延期された。
一方、フロイド・メイウェザー・ジュニアは、50戦50勝(27KO)の無敗記録を誇る伝説的ボクサーで、スーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級の5階級で世界タイトルを獲得している。
メイウェザーの最後のプロ試合は2017年、UFCスターのコナー・マクレガーとの対決だった。直近では2024年8月、メキシコシティでジョン・ゴッティ3世とのエキシビションマッチを行った。
二大レジェンドの期待と自信
タイソンはTMZのインタビューで「この試合は、私自身も、世界中の誰も予想できなかった試合だ」と述べ、「ボクシングは予測不可能な時代に突入しており、本対決はその頂点に立つ」と語った。

さらにタイソンは「フロイドが本当に対決を望んでいるとは信じがたい。彼の健康に致命的なリスクがあるかもしれない」と指摘。しかし「それでも彼が望み、契約に至った。今、現実の対決が始まる」と強調した。
メイウェザーも自信に満ちた発言を続けた。「30年間この世界で戦い続け、私の戦績に傷をつけた者は一人もいない。私が成し遂げることは常に大規模で伝説的なものになる。私はボクシング界の頂点だ。今回のエキシビションマッチは、ファンの期待に必ず応えるだろう」と断言した。
タイソンが昨年、ジェイク・ポールと行った試合は「Netflix」で1億800万人の視聴者を記録した。今回の二大レジェンドの対決は、それを上回る注目と話題を集めると見られている。
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