「ライター持ち込み成功」機内で着火動画を投稿した中国人の女、警察が調査
中国ではライター機内の持ち込み禁止
着火動画を投稿した30代の女、行政拘留に

中国で、ある女が機内持ち込みが禁止されているライターを携えて機内搭乗に成功したと自慢する動画を投稿し、警察の調査を受けることになった。
中国メディアによると、四川省在住の34歳の女A氏は今月6日、自身のSNSに機内でライターの火をつける映像を公開したという。動画には、航空機の窓際座席に座ったA氏がライターを点火する様子が映っており、窓の外には航空機の翼や空港の風景も確認できることから、実際の機内で撮影されたとみられる。
この便はシンガポールを出発し、中国・成都の天府国際空港に到着したとされる。A氏は「何度目かの機内持ち込みに成功した」と記し、今回が初めてではないことを示唆したため、批判がさらに広がった。
騒動を受け、警察が調査に着手し、問題の動画は削除された。
警察の調べによると、公共の安全を意図的に脅かす目的はなかったとされるが、機内での危険行為を理由に行政拘留処分が科されたという。
専門家は、航空機内での火気使用は航空安全を著しく損なう行為であり、場合によっては罰金や刑事処分の対象になる可能性があると警告している。
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