
インドで野生の猿の群れが民家に侵入し、生後2か月の赤ちゃんを連れ去った末に溺死させるという衝撃的な事件が発生した。
インディアTVなどの報道によると、事件は今月4日、ウッタル・プラデーシュ州スラジプール村で起きた。猿の群れが民家に侵入し、ベッドで眠っていた赤ちゃんを抱えて屋根の上へと逃げたという。
当時、家族は家事に気を取られており、赤ちゃんから目を離したわずかな隙に猿が侵入していた。
その後、家族は家中を必死に探し回り、屋根の上からかすかな泣き声を聞きつけた。追いかけた先で赤ちゃんは水の入ったドラム缶の中から発見され、急いで近隣の病院に搬送されたが、残念ながら息を引き取った。
現地警察は正確な死因を特定するため、遺体の司法解剖を依頼している。
この悲劇に村の住民たちは大きな衝撃と悲しみに包まれた。住民らは「攻撃的な猿は長年続く社会問題だ」、「被害が絶えない。再発防止策を講じてほしい」と当局に訴えている。
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